No.155 「先ずは、シングルで…」
2009(平成21)年10月号掲載
この稿がお手元に届く頃には、イタリアミラノでのEMO2009 並びに名古屋でのメカトロテック2009の展示会が終わっている頃かと思います。
厳しい環境下でこそ立ち向かう姿勢が重要であると思い、皆で注力したこれら一大イベントが成功裡に幕を閉じ業績に繋がることを期待しています。
さて当工作機械業界における景気もとても回復と呼べるような変化が見出せないまま、昨年のリーマンショックから1年が経過しました。
為替レートも1ドル=90円前後を揉み合うのが当たり前のようになってきました。輸出産業のビジネスモデルも改めて見直さならなければいけない状況に突入していると感じています。
この間に日本の政権担当政党が変わりましたが、本年は他の様々な分野でも大きな変化が見られる1年と言えるのではないでしょうか。
当社の業績に関してこの1年文字通り余り景気の良い話はありませんので、少し別の話を…。
私も世の変化に倣って多少なりとも変化しております。
この「シングルo rダブル」、酒の飲めない私が引き継ぐのも如何なものか?と最初に述べているのですが、最近頑張って、まぁほんの少しですが、アルコール摂取するようになってきました。
この不景気の最中、「呑まなきゃやってられない!」という訳では決してありません…。
色々な場でご一緒させて頂くお客様や納入業者さん、そして社員の前でお祝いの席等々において全く口を付けないというのも些か興が冷めてもいけませんし、何とか気合いを入れ頑張っている次第です。
常日頃社員の前では「教育が大事だ」「日々鍛錬しなければ」などと申しておりますが、私もお酒の方は機会がある度に少なからず鍛錬しております。
最近、頑張ってみると少し呑めるようになるものだと感じてきました。でも、血中アルコール濃度が上昇するとこれが眠くなるんです。
これも鍛錬しないといけないのですが、今後ご一緒させて頂く皆様に一言だけ、今暫く、いやこれからも「ダブル」ではなく優しい「シングル」で宜しくお願い致します。