No.115 焼鳥の名門・秋吉
2001(平成13)年11月号掲載
福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」第115回目は、「焼鳥の名門・秋吉」の話しです。
「社長さん、いらっしゃい」「お嬢ちゃん、いらっしゃい」と威勢の良い声で、
お客さんを迎えるのが、福井で生まれ今や全国ブランドになった「焼鳥の名門・秋吉」です。
昭和34(1959)年に福井市呉服町で、写真屋の一角、僅か4坪、カウンターに7人も座れば満席になるという
「焼鳥店」を誕生させたのは、福井県清水町生まれの、島川丈男さん。
42年前に焼鳥店の1号店を開店、いま全国に直営店やフランチャイズ店、
食材供給店など合わせて210余店、さらに北海道や近畿に著名企業との業務提携などの事業を展開。
創業一代で年商200億円を超す、秋吉グループを築かれました。
その島川さんは、焼鳥店での実体験を基に、独自の接客ノウハウを構築し、
40年足らずの間に「僅か1本60円の焼鳥」を、年商200億を超える企業に育て上げました。
秋吉の経営など実践編をまとめた、島川丈男さんの著作「夜逃げからの出発――1本60円の焼鳥で年商200億円。
小さい商売で大きく成功する秘訣!」は、平成11年秋に出版。
さらに、これが韓国語に訳されたのがきっかけで、改めて国内でも見直されています。
福井生まれの1本60円の焼鳥ノウハウ。
秋の夜長に一読される価値ありと思いますが、いかがでしょうか。