No.106 福井新聞の普及率が「全国第2位」
2000(平成12)年5月号掲載
福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」第106回目は、福井新聞の普及率が「全国第2位」の話しです。
新聞は電波による放送と並んで、情報伝達の大きな役割を担っている媒体です。
ITはなやかなりし現在でも、活字による訴求力は、電波とはひと味違った底力があるのも、また事実です。
そんな新聞は発行方法や読者などによって、いろんな利用の仕方もありますし、その伝達力も相当なものがあります。
いろんな新聞の中で、毎日発行を続け代金を払って購読している新聞を、日刊商業新聞といいます。
この商業新聞は、販売部数1,020余万部の読売新聞を代表とする全国紙、販売部数269余万部を誇る、地方紙の代表格の中日新聞、
そして各府県を単位としている、例えば福井県の福井新聞のような地元紙などに区分されています。
企業や商品にも、いろんな個性があるように新聞にも個性があります。
経済やスポーツもそうですし、その地方や地元に絞り込むのも「読者の心をいかに掴むか」にかかっています。
そんな新聞の読者信頼度を表わすものが普及率です。
福井市で発行される福井新聞の県内普及率(有料部数を世帯数で割った率)は、80.3%で全国第2位。
福井市では89.5%と10世帯中、9世帯が購読、普及率は第1位です。
福井新聞の高信頼は、昨年創刊100周年を迎えたことにも裏付けされているようですね。