本号の書き終わり
- 日本工作機械工業会から平成22年6月度の受注状況が発表されました。
6月度の工作機械受注額は837億円で平成22年の最高額、前月比3.9%増、前年同月比は約2倍で、7ヶ月連続増加となりました。
内需は292億円で、前月比は2%増、前年同月比は2倍。外需は545億円で前月比は5%増、前年同月比2.7倍の増加となりました。
韓国や中国で電子機器関連産業や自動車産業の設備投資が好調で、アジアが外需全体の6割を占めています。
欧州は、前月比マイナスとなり、財政危機などの問題があり、後半の設備投資にとって不安材料が見られます。
また北米はアメリカが前月並み、カナダで自動車などの動きがあり、前年同期比で1.7倍の増加となりました。
平成22年上半期の受注総額は4,409億円で前期比67%増と2半期連続の増加となりました。
- 平成16年7月18日の福井豪雨から6年が経過しました。
山間の旧美山町では約1ヶ月の総雨量がわずか1日で降ったとされています。
毎年この時期にゲリラ雨と称して局地的な大雨が降り被害が発生しています。
恵みの雨が驚異の雨に変わる、これも地球温暖化の影響とも言われています。
当時復旧作業に多くの高校生がボランティアでがんばっていた姿を思い出します。
地域で助け合う気持ちは継続したいものです。
- 福原精機製作所の取材では組立中の丸編み機を拝見しました。
様々な種類の糸を織り込んでいく。その糸は微妙に強さ、太さが異なり、途中で切れても編み機を止めず継続できる仕組み。
繊細な糸を高速で編み上げる、正にメカの固まりと実感しました。
管理本部ゼネラルマネージャー 上村 誠
前画面へ戻る