第24回日本国際工作機械見本市
JIMTOF2008


「未来に対応するマツウラソリューション」が花開く


 第24回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2008)が東京ビックサイトで昨年10月30日から11月4日まで会期6日間で開催されました。
 出展582社・5231小間は、同見本市として過去最高の規模でした。国内外経済は米国の金融危機に起因する株安・ドル安が影響し、景気が秋口から急激に後退しているなかでの開催でしたが、初日約2万人(前回1万人)の入場があり好調な滑り出しでした。11月1日(土)には過去最高の5万人以上の入場者があり、最終的には過去最高の約17万人の入場者がありました。
 “地球に、未来に、優しいモノづくり”をテーマに、次世代へ向けての新技術、新製品の出展も多く、来場者は熱心にブースを回っていました。

▲大賀典雄名誉会長(中央)▲吉野浩行氏(中央)




活気溢れるマツウラブース

 マツウラは、この展示会のテーマを「未来に対応するマツウラソリューション」として生産革新の様々な新技術(5軸・複合化、高速・高精度、長時間無人運転)を展示しました。

 5軸複合マシニングセンタでシリーズ化を実現した「CUBLEX-25」、「CUBLEX-42」を始め、新型の5軸制御立形マシングセンタ「MAM72-63V」、美しい外観と機能を融合させた横形マシニングセンタ「H.Plus-300」、「H.Plus-405」、そして世界初の金属光造形複合加工機「LUMEX Avance-25」の6機種と最新鋭のCAD/CAM を展示・実演。
 連日多くの来場者で賑わい活気溢れる会場となりました。会期初日には本田技研工業株式会社・吉野浩行取締役相談役が基調講演を終わられた後、マツウラブースを視察されました。
 また31日にはソニー株式会社相談役で、マツウラの名誉会長である大賀典雄氏も来場頂き、マツウラの最新技術を詳細に見学されました。


時代の先を読む加工実演

 マツウラブースでは展示機全てで、お客様の加工現場の参考になるような複雑形状や難削材の実加工を行いました。お客様は加工ワークに直接触れることでマツウラの加工技術を実感されていました。



■5軸複合マシニングセンタ 「CUBLEX-25



  ワーク名:ブレーキディスク
  材料:S45C
  加工時間:12時間16分(2工程)


 

■5軸複合マシニングセンタ  「CUBLEX-42」



  ワーク名:プーリー
  材料:A5052
  加工時間:22時間10分(2工程)




■5軸制御立形マシニングセンタ  「MAM72-63V」



  ワーク名:ブリスク
  材料:SUS303
  加工時間:3時間50分





  ワーク名:ランディングギア
  材料:A5052
  加工時間:31時間




■金属光造形複合加工機  「LUMEX Avance-25」



  ワーク名:デモパーツ
  加工時間:42時間(造形19時間45分、マシニング22時間15分)





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