日経ビジネス2009年5月4日号、11日号に掲載


「メード・イン・ジャパン メタルカラーの輝き、再び」 ───── ノンフィクション作家 山根 一眞


 平成21年4月号のマツウラNEWSで紹介しましたノンフィクション作家山根山根一眞氏の取材があり、日経ビジネスにマツウラの記事が2号にわたって記載されました。


「4日号 前編 レーザー加工機に挑んだ10年」

 紙面を広げるといきなりマツウラの社員が両手で×をしている写真が掲載されています。
 これは金属造形複合加工機「LUMEXAvance-25」で加工された部品にカメラを向けた時に、「ここの撮影がダメです!」と紙で覆い隠しました。その時の担当者の姿が写真で紹介されています。
 1990年代末から光を使ってモノ作りをしたいとの松浦会長の思いからレーザー技術に取組みを始め、産学官連携でレーザ―加工になる創成開発プロジェクトに参加。平成16年に世界初の金属光造形複合加工機「M-SINT」を開発し、日本国際工作機械見本市に出品され大変な注目を集めたこと。
 また平成20年の日本国際工作機械見本市で、チタン合金の顎の人工骨などが注目され、レーザー加工技術の将来性について記載されました。

▲4日号掲載写真


「11日号 後編 人も機械も作り込む」

 マツウラのマシニングセンタの高精度を紹介する例として、国立天文台野辺山観測所の巨大電波望遠鏡で使われているパネルの保持部品がマツウラのマシングセンタで加工されていることが紹介されています。
 また松浦社長の「機械は我々と同じ生き物なんです。そこで機械の特性を把握して挙動を先読みした『作り込み』をしておけば、きちんとした精度が出せます。しかも、お客様がすくなくとも10年以上は使うことを想定して精度を維持できるようにしてあるんで」との言葉でマツウラのモノづくりの姿勢が書かれています。

▲11日号掲載写真



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