シカゴショーIMTS2008に出品


 2008年9月8日(月)より13日(土)まで米国シカゴ市のマコーミック・プレイスで、世界最大規模の工作機械見本市「国際製造技術展(IMTS2008)」が開催されました。
 米国景気は後退感が強まっている中での開催でしたが、前回の2006年開催を上回る1747社が出展し、また前回より会期を2日間短縮したにもかかわらず、前回より1500人上回る9万2450人(主催者発表)が来場されました。

 会期前の予想では、自動車関連業種の不振や金融不安から来場者は激減するのではとの懸念がありましたが、結果的には来場者も増え、また商談内容も濃く、米国製造業の底力を実感する展示会でした。


◆5軸・複合加工など最先端加工技術で好評を得たマツウラのマシン

 マツウラは、米国総代理店メソッドマシンツール社の展示ブース内に5機種の最先端マンシングセンタを出品致しました。
 航空機などの大型部品に実績のある横形マシニングセンタ「H.Plus-630 PC2」、また小型部品に対応し長時間無人運転可能な15パレットを装備した横形マシニングセンタ「H.Plus-300 PC15」を出品。
 今回この15パレットはマツウラ独自のタワー方式を採用しフロアスペースを最小限に押さえました。

 5軸制御立形マシニングセンタでは、マツウラ最大クラスの「MAM72-63V PC2」を出品。
 また5軸複合マシニングセンタでは小物部品に対応した「CUBLEX-25 PC40」をタワーパレット仕様で出品。今回このパレットシステムはワークが見やすい様に透明なアクリルで囲ってあるために来場者の注目を集めていました。
 更に最大ワークサイズØ420mm まで加工できる「CUBLEX-42 PC2」を今回初出品しました。
 特にマシニング・旋盤・研削が1 台で行なえるCUBLEX シリーズは、新しい加工方法を提案しており、実機を見られたお客様が横形マシニングセンタからCUBLEXに機種変更される場面もありました。

▲タワーパレットを展示用に
  透明にした「CUBLEX-25 PC40」
▲初出品の「CUBLEX-42 PC2」
 



前画面へ戻る