本号の書き終わり
- 日本工作機械工業会の発表では、9月の工作機械受注は、1,025 億円と前年同月比で20.7%の減少となりました。
高いレベルにありますが、前月比を月毎に見ると、6月△2.5%、7 月△8.9 %、8 月△13.9 %、9 月△20.7%と幅が大きくなり受注環境は厳しさを増しています。
しかし、単月での水準は、1000 億円越えの高いレベルを53ヶ月継続して維持しており最長記録更新しています。
- 内需は、436 億円と低い水準となり、前年同月比で32.5%のマイナスを示し、8ヶ月連続の前年比割れとなっています。
また外需も 686 億円、前年同月比で10.9%の減少となりました。
国内は、特に不振が目立つのは自動車産業向けで、自動車の減産を受けて、部品メーカーなどの設備意欲が急速に冷え込んでいます。
海外も欧米向けの低迷に加え、新興国向けも減速感が出ています。
- 8月号では、年に1回だけの住所変更用紙を同封させて頂きました。
役職・住所の変更、定年や実務を離れたので停止依頼など、様々な情報と激励やご提案のメッセージを多数頂き誠にありがとうございました。
その中で、某会社の方より「会社を閉めることになり、昭和58年1月からのマツウラニュースを全部保管してあるので、もし必要であればお送り致します」とのメッセージを受けました。
早速返信をお返し、大事に保管されたマツウラニュースを入手することが出来ました。頂いたマツウラニュースを見るとマツウラが歩んで来た企業活動が正確に記述されており27 年間の重みを実感し、編集人として“しっかりしなければ”と決意した次第です。
- 米国のサブプライムローン問題に端を発し、世界的に金融不安が広がりを見せており、先行き不透明な状況となっています。
しかし、実経済の担い手であるモノづくり屋は、この状況だけに確りしたモノづくり力を蓄える時代ではないでしょうか。
総務部長 上村 誠
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