本号の書き終わり
- 日本工作機械工業会から平成19年11月度の工作機械受注動向の発表がありました。
11月度の工作機械受注額は1,366億円で前年比+13.0%でした。
単月1,000億円超えは43ヶ月連続更新です。
内需は632億円で600億円台を維持しました。
内訳では自動車が前年同月比+21.3%と増加を示したが、本格的に自動車の受注盛り返しではありません。
外需は734億円と引続き好調です。
北米の受注額は176億円で前年同月比△6.2%となりましたが、欧州向けが253億円と引続き好調です。
この結果平成19年11月までの累計受注額が1兆4,590億円で既に平成18年の「史上最高額(1兆4,370億円)」を上回るものとなりました。
- 平成19年11月15日から6日間、静岡県沼津市で「第39回技能五輪国際大会」が開催され、46カ国と地域から813人が参加し、技能を競っていました。
参加資格は22歳以下と若手技能者のみで、将来の産業力を計る意味でも重要な大会です。
日本は過去最多の51人が参加し、金16個、銀5個、銅3個の計24個のメダルを獲得しました。
また同時に障害者方々が技能を競う「第7回国際アビリンピック」が開催され、両大会をあわせて約29万人の来場がありました。
スポーツの五輪と異なり、派手さはありませんが、夫々の競技に望む選手の真剣な姿に“モノづくり”には国境はないと感じました。
また来場した多くの子供達がその作業に熱い眼差しで見つめ、感動していることは“モノづくり”に希望がもてるものです。
次回は2009年カナダで開催されます。
- 今年も進化を続けるマツウラの話題、また特長あるマツウラユーザーの話題などをお届け致します。
本年も宜しくお願い致します。
総務部長 上 村 誠
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