本号の書き終わり
- 日本工作機械工業会の発表では、平成19年度の工作機械受注総額は前年比10.6%増の1兆5,894億円となり、2年連続で過去最高を更新しました。
国内向け受注は前年比0.9%減の7,262億円で、輸出は同比22.6%増の8,631億円となり輸出に支えられた1年間でした。
また同会がまとめた平成19年度の国別の工作機械生産額によると、日本の生産額は127億ドルとなり、26年連続で世界1位となりました。
3位の中国が前年比35.3%増の71億ドルと大幅に伸長しています。
世界の総生産額は512億ドル(同17.0%)となり5年連続拡大を続け、世界各地で工作機械市場が拡大している状況です。
- また同会では、平成20年度の年間受注見通しを1兆5,000億円台と発表。
原油高やサブプライム問題など不安要素があるため堅めに予測しています。
但し外需はアジアや欧州向けが活発に推移し、インドやロシア、南米など新興市場向けの受注拡大も期待できるとし1兆6,000億円到達に含みを持たせています。
- 1月号の日本のヘソ福井で紹介しましたNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」も大好評の中3月末で終了しました。
この影響で東京の有名デパートで開催された福井県の物産展では「若狭塗箸」が大変好評であったそうです。
また「ちりとてちん」の舞台となった小浜市は、アメリカ大統領の民主党指名争いの渦中にあるオバマ候補と同じ呼び名として
「オバマ候補を勝手に応援する会」を立上げて世界中のマスコミから注目を集めています。
福井が急に注目を集め、日本のヘソ福井を担当しているものとして嬉しく思う次第です。
総務部長 上 村 誠
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