歴史ある京都でマツウラの最先端マシン出品


 2月14日(火)〜15日(水)京都総合見本市会場パルプラザで開催された「第一回京滋工作機械見本市」に、 マツウラからは5軸制御立形リニアモーターマシン「LX-0 5AX」とCAMシステムとして「GibbsCAM」と「PowerMill」を出品いたしました。

 この展示会は、京滋工作機械工業会が主催とする記念すべき第一回目の展示会でした。
開催のテーマは「ものづくり発信地製造現場への未来型提案」(出展メーカーによる京都、滋賀地区に適した高付加価値の新たなコラボレーション)と題して、 「コストダウン」や「業務効率化」が求められる生産現場における問題定義と他社との差別化を図る新しい提案型展示会となりました。
第一回目の展示会ではありますが、工作機械メーカー13社、CAD/CAMメーカー9社、そして計測機や工具メーカー9社が、この趣旨に賛同し出品しました。


加工サンプルを前に技術説明

【地域に密着した展示会】

 京都府、滋賀県内の製造現場に密着した展示会のため、仕事の合間に作業服姿で来場される方々が多数見られました。
また最新設備を勉強しようと工場の全従業員と一緒に来場された社長様が積極的に展示機について説明を受ける光景も見られました。

 工作機械関連では多数の5軸マシニングセンタ、またマツウラも含めて2機種のリニアモータマシンが出品され、それぞれのブースで真剣な対話が交わされていました。
大きな展示会では来場者も多く、詳しく技術の詳細説明が出来ない場合がありますが、この展示会では、一人一人の来場者の方々と十分な対話ができる密着した中身の濃い商談となりました。


「LX-0 5AX」の実加工デモンストレーション

【実切削で技術力をアピール】

 マツウラの展示ブースでは、5軸制御立形リニアモータマシン「LX-0 5AX」がワンチャックで製品を削り出す実加工を行いました。
"工作機械は実際に切削している状況を見て頂かないと、その効果を理解して頂けない"とのマツウラの方針があります。
この展示会では、京都府や滋賀県内の産業を意識して、電子機器や半導体製造装置に使用される部品をイメージしたサンプルの、5軸加工を行いました。
実際に加工する状態を見て頂くので、機械の仕様説明だけでなく、加工技術にまで踏み込んだ質疑がされており、活況のある展示会でした。

 京都府は液晶装置、医療関係などの大手メーカーがあり、また滋賀県は農機具や自動車の製造工場などがある、多様な"ものづくり"が行なわれている地域です。
今後も引き続き"ものづくり"が活発に行なわれていくと予想されます。
それ故に、第一回目の出品企業として、この展示会が第二回、第三回と歴史を刻んでいくことを期待いたします。


「GibbsCAM」の説明


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