本号の書き終わり
- 福井工業高等専門学校創立40周年記念式典でホンダの元社長吉野浩之氏の講演を聴く機会を得ました。
吉野氏は、高専の生徒たちに向けて「夢を追い、世界で競う」と題して、ホンダの夢の実現について熱く話されました。
「バイクでのマン島レース出場、自動車産業への参入、米国マスキー法への対応、F1レース参戦、二足ロボットアシモ、そしてジェット機と夢を実現してきた」とホンダの歴史が語られ、
最後に「夢には力がある。夢を持ち続けなければ、夢は実現できない」とのメッセージが伝えられました。
学生達の真剣に聴き入る姿をみて、"魂を揺さぶるような人との出会い"は、人を変えると実感しました。
このような出会いの場を設けることも、企業の社会的責任の一端となるのではないでしょうか。
- プロ野球界では、30年以上優勝から遠ざかっていた千葉ロッテを優勝にまで躍進させたボビー・バレンタイン監督の手腕が注目されています。
バレンタイン監督は、選手の自主性を大事する「リスペクト(尊敬)」に徹したとあります。
試合前には「野球を楽しみなさい」と声をかけ、どんな失敗でも「全力を尽くした選手に感謝したい」と励まされたそうです。
監督が選手を尊敬することから、この奇跡が始まったといえます。
日本人が忘れていたことを、バレンタイン監督に気づかされた思いがいたします。
- 今回のユーザー様の取材は、2社とも福島県内の企業となりました。
神明電機株式会社様は、積極的にアジアへの製造移管を進め、日本の工場では高精度加工に集中する企業、
また有限会社渡辺工作所様は、試作に特化することで企業価値を高める企業でした。
2社ともマツウラの最新機を、この1年以内に設備された企業であり、マツウラの機械が戦略に重要な位置を占めていました。
工作機械を提供するメーカーとして、大変嬉しく思うのと、その責任の重さを改めて実感した取材でした。
今年もマツウラニュースを通じて様々な分野で活躍されえている企業を積極的にご紹介してまいりますので、ご期待ください。
- 昨年1年間皆様のご支援により、マツウラニュースをお届けすることが出来ました。
本年も皆様のお役に立てる内容を目指して編集してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。
では、また。
総務部長 上 村 誠
前画面へ戻る