5軸制御立形マシニングセンタ「MAM72-63V PC2」が
第35回機械工業デザイン賞/日本商工会議所会頭賞を受賞


 マツウラの5軸制御立形マシニングセンタ「MAM72-63V PC2」が、日刊工業新聞社主催の第35回機械工業デザイン賞の日本商工会議所会頭賞を受賞いたしました。
このデザイン賞は、工業製品のデザインの振興と発展を目的に、経済産業省の後援を得て創設された生産財を対象にした、我が国有数のデザインコンペです。

 昭和45(1970)年に日刊工業新聞社が創設したこの賞は、審査対象を生活環境の根底を支える生産財におき、 単に表面的なデザインだけでなく、製品そのもの性能、社会性、経済性、市場性、ヒューマンファクター、地球環境への適合性など、 あらゆる側面から各分野の専門家で構成された審査専門委員会が、総合的に評価し入賞製品を選定するものです。
受賞した製品は、外観や技術面おいて、その時代のデザインの方向性を示唆する先端的な製品と言われ、国内外での評価は極めて高いものがあります。

 マツウラは、平成11(1999)年に立形マシニングセンタ「MAM72-3VS」が特別賞に、平成12(2000)年に超高速・高精度リニアモータマシン「LX-1」が日本工作機械工業会賞、 平成13(2001)年には立形マシニングセンタ「V.Max-800」が日本商工会議会頭賞を受賞しており、4度目の受賞となりました。
今回受賞の「MAM72-63V PC2」は、性能的には5軸加工により多品種少量生産や短納期、複雑加工へのニーズを満足している点、 またデザイン的には機械正面と機械側面のドアの設置による作業性の向上と独自のパレット交換装置を開発し、機械全体をコンパクトに仕上げた点が評価されました。


MAM72-63V


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