本号の書き終わり
- 福井豪雨災害から1年が経過しました。
福井市内の被害にあった町並みも以前とは変わらない活気が戻り、また床を高くした真新しい住宅も立ち並んでいます。
決壊を起こした堤防は強化され、また足羽川では重機が川底を掘り下げる工事が進められています。
マツウラの位置する坂井平野は、コシヒカリの産地として豊かな水田が広がっていますが、マツウラの周りでも区画整理工事により、水田の宅地化が進んでいます。
宅地化により大雨時の保水の役目をする水田が減ることは、大雨の水が多数の用水に直接流れ込み氾濫を起こし易くなっているように感じます。
- 2005年も半期が過ぎました。
日本工作機械工業会の受注統計によると、受注額は2005年の1-5月の累計で前年同期比17.4%増の5576億円。
これは、1993年の年間受注額5317億円を超える水準でとなり、今期は5ヶ月累計で、かつての年間受注を上回る状況です。
過去のデータを見ても、工作機械の受注動向と自動車産業の設備投資とは強い関係がありました。
今回も各自動車メーカーの設備投資が旺盛なことが、背景にあります。
一方で電気・精密産業でも今下半期に向けて明るさが見えており、ハードディスク内臓DVD機の生産増加など新製品開発の影響も出ています。
しかし、先日のロンドンでの同時テロなど世界経済の不安定要素もあり、ニュースから目が離せない日々が続きます。
- 株式会社ヨシノ様、有限会社松浦製作所様とも、マツウラのマシニングセンタの導入が高精度加工企業とのブランド構築に大きく貢献したとの話を聞きました。
また松浦製作所様では「マツウラのマシニングに憧れて設備した」との話もあり、お客様のマツウラへの強い信頼を体感しました。
今後も、マツウラニュースを通じ、お客様との信頼関係を深める一役ができるように努力するものです。
では、また。
総務部長 上 村 誠
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