ハイブリッド機構(ボールネジ駆動、リニアモータ駆動)採用の新・門形MC「LX-1500」

大型高精度高速部品加工に威力発揮!


 超高速高精度切削加工のパイオニア・マツウラは、本年1月、ボールネジ駆動とリニアモータ駆動を組合せた、 ハイブリッド機構の新しい門形マシニングセンタ「LX-1500」を開発完成し、このほど市販を開始しました。

 25年前に超高速加工の新しい機械加工技術の分野に、先鞭をつけたマツウラは、高精度による超高速機パイオニアメーカーとして、 高く評価され、今日に至っています。
また15年前には、リニアモータ駆動による実用型マシニングセンタの研究に着手、10年前に実用型リニアモータマシンLXシリーズとして、市販を開始。
従来機にない高速微細加工を特長とする加工分野の生産現場で、活躍しています。

 この2つの駆動方式を、マツウラ独自技術で組合せたハイブリッド機構の、新しい門形マシニングセンタ「LX-1500」は、 最近の客先要望から大型部品の高精度高速切削による加工時間の短縮が、液晶・航空機・医療機器などの関連産業から要求され、 “大型化による新商品の開発期間短縮と原価低減”が新市場投入への絶対条件となって、新しく開発完成したものです。

 そのためマツウラは、大型部品の加工に最適な門形マシニングセンタで、駆動を掌るX軸方向をボールネジ駆動からリニアモータ駆動に、 Y軸方向とZ軸方向は従来のボールネジ駆動と、独自のバランス技術を絶妙に組合せたハイブリッド機構を採用しました。

 この新製品LX-1500により、大型の金型や部品、そして多数個取りの高精度高速加工が、 従来型に比較して“送り速度で2倍”そして“高精度(真円度3.5μm、送り速度5m/min)”が実現、 大型部品の機械加工に、大きく威力を発揮することになりました。

 すでに今春3月、フランスの生産現場で、稼動を開始し、高い評価をえています。

LX-1500


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