金属光造形複合加工機・2世代機 LUMEX 25Cの製販開始

光が作る金型の世界を変える




 マツウラが、世界初の金属光造形複合加工機「M-PHOTON 25C」を発表してから1年が経過しました。
その間、実際に生産現場で使われたお客様から、様々なニーズやご意見を頂き、試作金型を主眼とした「M-PHOTON 25C」を基本に、 機能アップした2世代金属光造形複合加工機「LUMEX 25C」を新しく開発完成し、製販を開始しました。

 2002年秋東京で開催の、工作機械見本市JIMTOF2002に試作機を発表以来、反響を呼び、 金型製造工程の新しい工程革新技術の誕生と話題を独占。
試作機から1世代、そして2世代機とバージョンアップして完成した商品レベルとなり、今後「LUMEX 25C」で作られた金型を使った新商品が、 続々と一般市場に出て来るのも恐らく、そう遠くないでしょう。

 2世代機は加工システムの改良により、金型の製品寸法精度を向上(±0.050−>±0.025mm)し、 また大出力の炭酸ガスレーザ(500W)を標準装備し、造形時間を約40%短縮。
さらに無人運転中の安全性を高める為に「機内異常温度自動検出機能」などを追加して操作性、安全性を、引き上げました。
2世代機は、多くの機能や性能が向上しましたが、価格は1世代機以下にして、マツウラの革新技術を、お客様にお使い願えるものにしました。

 日本の得意なものづくりである家電製品、携帯電話、自動車、事務機器など軽薄短小分野の商品開発。
これに不可欠な金型製作の「時間短縮」「多品種少量」、そしてグローバル競争下で迫られる「自社内の金型製作能力向上」などのニーズを、 2世代機の「LUMEX 25C」の革新的性能が、日本がもっとも得意とする商品開発の「一つの解」になりましょう。
マツウラは「日本のものづくり」競争力をさらにさらに高めるために、あえて本機の販売を国内市場限定にして、 日本のものづくりに注力していきます。


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