- 新年おめでとうございます。
1990年から21世紀初頭の10〜12年を、日本では「失われた10年」と宣伝しています。
この宣伝も今年は14年目をむかえ、いつまでも「失われた」とはいえなくなり、いよいよ「取り戻す10〜12年」のスタートにしたいですね。
- 昨年の冬(2002年から2003年にかけて)は、例年より早くあられやみぞれ、
そして雪が福井や北陸地方そして日本列島を襲いました。
しかし今冬の2003年から2004年は、大きく変化しています。
昨年暮れの12月初めには、何を血迷ったのか台風21号が日本列島をかすめ、冬を感じさせるあられやみぞれ、
まして雪などは12月初めでも見られずじまい。
異常は景気だけでなく天気にも、伝染したようです。
- そんな異常である変革を考えねばと、福井には10月から年末にかけ著名な方々が、講演に見えました。
吉野浩行氏(前ホンダ社長)や新町光示氏(日本旅行業会長・ジャルパック会長)はいずれも福井出身ですが、
岸本正寿氏(オリンパス会長)、田中 宏氏(元キャノン副社長)、関 満博氏(一橋大学大学院教授)など多士済々の方々。
中でも世界を飛び回って活躍中の寺島実郎氏(三井物産戦略研究所長)の話は、
「このままだと日本民族は劣化する」には大きなショックを受けました。
- 民間初の福井県副知事に就任された山本雅俊氏とマツウラの松浦社長との対談が、
ftb福井テレビ日曜特番「ザ・タイムリーふくい」で登場、放映され、本誌で誌上再録しました。
「初の民間副知事の戦略に迫る!」と題した番組で、卓越した山本副知事の経営手腕に期待されること大です。
- 昨年秋、マツウラの松浦正則社長が、平成15(2003)年秋の黄綬褒章(業務精励)を受章しました。
「創業者の父、家族、全社員、ご縁のあった人々全てのお陰です」と嬉しい言葉が、出張中のイタリアEMO2003ミラノ展から伝わってきました。
- 2004(平成16)年は、こんな嬉しく明るい話題を読者の皆さんにお届けできました。
今年も元気に明るく前進したい、ですね。
では、また──。
渡辺清一
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