今年の初笑い― うちのパパ 大人のくせに ママと寝る!
「やってみろ 言うならお手本 してみせろ」「無理させて 無理をするなと 無理をいう」など、
名川柳は私達サラリーマンや企業人にとって、少しクスグラれたり、心を揺さぶられたり、ほっとしたり、します。
こんな川柳ブームに火をつけたのが、今から15年あまり前に第一生命保険相互会社が全国から募集した「傑作な川柳」コンクール。
人情・風俗・人生の弱点・世の中の欠陥などをうがって、簡潔・滑稽・機知・風刺・奇警などが特色の17文字の短詞「川柳」は
サラリーマンが応募の大多数を占めたこともあって、略して「サラ川」といわれ、いらい川柳は一種のブームになりました。
元祖「サラ川」も、単行本になり読者も増え、川柳を愛する方々も増えたようです。
この単行本から、人生の機知や機微にとんだ名作を選んで、初笑いとしゃれてみました。
- 間違えて 送ったメールで 今は妻
- 義理チョコで 一生付き合う 義理となり
- 素顔見た だますつもりが だまされた
- うちのパパ 大人のくせに ママと寝る
- まだ寝てる 帰ってみれば もう寝てる
- うちのひと いつでもるすで よそのひと
- 土地もある 家もあるのに 居場所なし
- 続柄 あわてて妻を 毒と書き
- ストレスを 減らせと医者が 無理をいう
- 定年の 夫は重宝 ちょっと邪魔
- 目覚ましを かけずに眠る しあわせよ
- 寿命過ぎ 賞味切れなど 屁のカッパ
人生は笑いが先行してこそ―。初笑いで今年も良い年に。
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