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ユダヤ人に学ぶ 成功するための十の法則

 私達は意外とユダヤ人とかユダヤ教を知っているようで、ほとんど知りません。
だってユダヤ人とは、特定の「人種」や「民族」を指すのではなくて、ユダヤ教を信仰する人々をユダヤ人というそうですから、ご存じでしたか。

 問題はユダヤ教を信仰するとは、どういうことか少々調べてみました。
ユダヤ教には聖書の解釈や討論をまとめた「タルムード」と呼ばれる大著があり、これをマスターすることが必修条件。
そのタルムード、今ではトラック1台分にもなる厖大な量になるとか。
これだけの分量の本をマスターして、信仰している人々がユダヤ人で、彼らは世界中のいたるところに、 さまざまな人種にまたがって存在していることになります。

 彼らは、従って異教徒から急に襲撃され、命からがら逃げ出さなければならないような時、何を持って逃げられるか。
金も宝石も奪われてしまえば完全に失うが、こと教育は生きている限り、誰も奪うことは出来ない。
―という彼らなりの理由、生活の知恵から「教育」を身につけることにしたようです。
それもハンパな教育ではなくて、世界有数の大学を首席で卒業するほどの教育を。

 4トン小型トラック1台分にもなる「タルムード」という教本をマスターするほどの実践教育。
そんな彼らから学んだ、成功するための十の法則は、意外と簡単なようですが、奥行きの深いものがあります。

 ユダヤ人に学ぶ、成功するための十の法則は、
  1. 知識より知恵を重視せよ
  2. 生涯にわたって学び続けろ
  3. カネは奪われるが知識や知恵は奪われない
  4. 逆境こそチャンスと心得よ
  5. カネより時間を大事にせよ
  6. 権威を憎み権威になるな
  7. 笑え
  8. 相手の話は自分の話しの二倍聞け
  9. 他人とは違う立場をキープしろ
  10. 元手のいらないことを始めろ
です。
出来そうですが、徹しきれないものばかり。
やはり私達はユダヤ人ではなく、仏教人すなわち仏人ですかね。

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