- ぼんやりとかすんでいる空が、うまく溶けこんでいる今年のゴールデンウィーク。
さては黄砂か、はたまたイラクの砂かと思ったら、何と「空中のちりやほこりなどで、かすんでいる。これが春の証拠だ」と気象台は専門家の弁。
情緒まるでなし。いやですネ、この頃は。
- 新鋭兵器を駆使した「新しい戦争」も、最後は腰を据えた血みどろの戦いでした。
テレビゲームのように、我々の目に映ったハイテクによる近代技術兵器と情報との戦争。
あらためてゲームのような訳はなかった戦争も、そんな意味でITや情報時代とはいえ、
ビジネスでも生活でも最後の最後の結着は、人と人との血を流す命がけの戦いの中から、
出てくるものであると、今さら知りました。
- 日本一の利益を稼ぎ出す会社の社長が、3月に福井で「21世紀の企業像・トヨタ自動車の世界戦略」と題して講演。
結論は「厳しければ厳しいなりに工夫し知恵を出し、元気を出して頑張ることだ」そうです。
やはり企業経営には、奇手妙案はありませんでした。
- イラク、北朝鮮、そして日経株価8,000円台割れ…と国家の非常事態に、またまたSARS(重症急性呼吸器症候群)という、
やっかいなヤツが浮上してきました。
何がどうなるのか、予測も解説も出来ませんが、これで日本の経済は更に疲弊し、確実にダメージをうけましょう。
中国の市場も工場も、さあ大変。
でも、それ以上に忘れてならないのが、中国や北朝鮮は、独裁国家であり共産主義国家であることを。
- 卒業、転居、転勤、退職など3月から4月、そして5月の季節は、そんな時です。
マツウラも3月の株主総会で、大変革し歩み出しました。
小さい本社と、素早い決断と行動を求め、筋肉体質への企業に生まれ変わるために、
多少の痛みを伴いつつ、マツウラは、さらにさらに頑張ります。
M-PHOTON 25Cという、新しい商品をマツウラ発展の一つのテコとして。
- Matsuura NEWS!は、今までどおり「続投せよ」との特命がでました。
取材活動や誌面を通じて、また皆さんにお目にかかる機会を楽しみにして。
どうぞ、今後ともよろしく、お願いします。
では、また──。
渡辺清一
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