- 暦どおりに福井の入梅は6月12日に。
「梅雨に入ったと思われる」と歯切れの悪い発表がありました。
でも5月31日は、30℃を超える真夏日を観測、今年も異常気象で梅雨と夏をむかえようとしています。
- 自然界だけでなく、人間社会も何が起きても不思議でない今、重症急性呼吸器症候群(SARS)が、
世界をゆるがしかねない猛威をふるえば、国内は睡眠時無呼吸症候群(SAS)が話題に。
Rがあるか、ないかだけですが、でも日本は平和で結構ですよ、ね。
- その結構な日本の株価が米国株価につられてか、6月に入って大きく動きはじめました。
日本のエコノミストやマスコミは、自虐的に「駄目だ」「日本は再起できず……」などと論評し報道しています。
肌で感じる景況感も、良くはないですがバブル時代を彷彿とさせる、株式取引の出来高が連日活況になると、
株価が景気や市況の先行指標なだけに、何か仕掛でもあるのか、ひょっとしたら……との思いが頭を過ります。
でも、強い阪神タイガースが大阪を活性化も。
- 欧州の底力がついたのか、いよいよユーロ通貨が昨年来から今年春にかけ、動意づいてきました。
1999年1月に始まったユーロは、ご祝儀もあって1ユーロが1.13ドルでしたが、ここ2〜3年は腰も入らずふらふらしてきました。
それが昨年から今年5月には1ユーロが1.2ドルに肉迫。
ユーロ連邦、いやヨーロッパ連邦という遠大な構想の前ぶれなのか。
祝儀相場からいよいよ実力相場として、心しなければならないのも、時間が解決するのでしょうか、それとも―。
- 40年余り前、死に物狂いでマツウラの先人達が研究開発し市場に出した、PC機が「名機」のベストテクニカル賞として、顕彰されました。
他人のやらないことをやったマツウラへの、それは大きな励ましの勲章でした。
これを機に、賞味期限や有効期限が切れた技術や技能などといわずに、もう一度、原点に回帰することを、あらためて教えられました。
- 兵庫県のほぼ中央に位置する、日本のヘソのキャッチフレーズ西脇市の南隣接の、滝野町にニュース取材で出張。
緑豊かな田園都市での物作りは、地にしっかり足をつけそれはそれは元気でした。
- 今号は、人間ネットワークの誌上再録で島津製作所社長が登場するなど、話題満載の広報誌に仕上がったと自負しています。
では、また──。
渡辺清一
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