松浦共栄会 海外研修旅行 11/16〜11/23
総会・研修会 12/6〜12/7

マツウラ「プラスプロジェクト20」へ積極的に参加



 マツウラのマシニングセンタ製造用資材や部品の納入業者、 ならびに関係協力取扱業者など主要取引先67社で組織の松浦共栄会(会長はツチハシ社長の土橋信夫氏)は、 昨年11月に中国・タイを中心とした「東南アジア研修旅行」が、 12月には「第21期定期総会・研修会」が、おのおの開催されました。


中国・タイの工場見学研修に「大きな衝撃をうけた」と参加者の声

タイ・空調機器工場で概要を聞く会員たち マツウラ・タイの販売代理店サブミット社のブース
(タイメタレックス2002展)

 11月16日から23日まで7泊8日の「海外研修旅行」は、同会長の土橋信夫氏が団長、 同会計役の岡島和憲氏(エフワイ運輸機工社長)が副団長となり、総数22名が参加しました。

 世界の物づくり工場として、またアメリカなみの大規模市場への可能性を秘めた「中国」と、 日本企業の進出が著しい「タイ」の2国を、会員参加者自身の肌で感じることを目的とした、今回の研修旅行。

 中国では、深せん経済特区で活躍中の半導体製造装置など3工場、タイは空調設備やトラックエンジンなど4工場。
さらにタイ工作機械見本市の見学と、正味5日間で8ヶ所の研修と見学という、超過密スケジュールの研修旅行でした。

 「中国の工場をみて大きな衝撃をうけた」「やはり現地を見なければ。勉強になった」などの意見が参加者から出るなど、 収穫の多い海外研修になりました。
この模様は、次号に掲載の予定です。


第21期定期総会・研修会を開催 ミクロとマクロ両面からみたセミナーを


議長をつとめる土橋会長

 12月6日に開催の第21期定期総会は、会員数67社中63社の出席率90%を超す会員で、午後2時から開催されました。
開会にさきだち、会員会社の泉鋳造株式会社の三輪 章社長が9月3日に、 株式会社中本鉄工の中本 力社長が11月25日に、おのおの逝去されたことに伴い、 土橋会長の発声で出席者全員が黙祷の後、会議が始まりました。
土橋会長が議長となって当年度事業報告と決算報告、次年度事業計画案と収支予算案、 ならびに会員変更の3議案が原案通り承認可決されました。

 引き続きマツウラ取締役の神戸久信氏(生産管理部長)が、 マツウラが新しく取り組む「プラスプロジェクト20」を具体的に説明。
共栄会会員の総意として、本プロジェクトに積極的に取り組むことになりました。
このプロジェクトは「顧客価値の創造を目的として、2003年中にリードタイム20%短縮、 コスト20%削減、そして在庫の20%削減を達成する」というものです。
これは、全マツウラが既に取り組みだしており、より良い成果が上がるよう期待されています。

 総会終了後、休憩をはさんで、特別研修会が、午後3時10分から開催。
第1講は、財団法人北陸経済研究所の常務理事・山本正臣氏を講師に「デフレ経済と企業経営―元気な会社の秘密」と題して、 元気な地元企業を参考事例に豊富な経済を生かしたミクロ経済を、 第2講はマツウラの松浦正則社長が、欧米亜の市場からみた実践的な形での 「今後の世界情勢と工作機械業界展望」をテーマにして、両氏合わせて160分余りの研修会となりました。

 午後の7時からは、膝をまじえた異業種の出席会員会社の意見交換と、 コミュニケーションならびに親睦を図る懇親会が行われ、会員63社71名が出席しました。
各地からかけつけた会員の異業種相互の、本音ベースの情報交換や交流が行われ、午後9時15分、散会しました。
研修会の要旨は、次号に掲載の予定です。


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