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せめて一日20分くらいは――。

 日一日と爽やかな秋になってきました。
天高く馬肥ゆる秋、そして収穫の秋、みのりの秋ですね。
この馬肥ゆるの語源からして、秋は春や夏に汗水を流して努力した成果を収穫するという、大切な時です。

 その成果は、食物や飲み物だけでなく、私達のビジネスも、私達の身体や健康も含まれることは、いうまでもありません。
といいながらも「健康づくり」は何も秋に依ったことではありませんが――。

 しかし私達は、わかってはいても、なかなか出来ないのが現実です。
健康づくりのためには、運動が一番ということも。
運動などと何も大げさにしなくても、誰でも確実に健康づくりが簡単な「歩く」ことのウォーキングを、 収穫の秋の…この際に考え実行されては如何でしょうか。

 この運動不足の解消にウォーキングが特効薬であることは、誰でも知っています。
厚生労働省の調べでは、40才代は週に160分、50才代では150分、60才代で140分歩くと効果があるといわれています。
毎日にすれば1日20分あまり。
1日おきなら、1日に4〜50分が目安です。

 40才を過ぎる頃から、肥満や生活習慣病(糖尿病・動脈硬化・高血圧など)が気になり始めます。
肥満解消や生活習慣病予防、心肺機能の向上、足腰の筋力強化、骨粗鬆症の予防、ストレス解消、 脳の活性化などウォーキングには、多くの効用があります。

 4〜500mも離れていないのに自動車に乗るアナタ。
足腰が、いや身体が腐ってしまいますよ。
ガソリンの価格も上昇したし、そろそろ平成のイザリにならないためにも、 せめて一日20分くらいは、自分の足で歩きましょうや――。

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