高信頼ニーズに応える新設備完成――
恒温・恒湿のアセンブリルーム稼動開始
2002年のマツウラは、革新的かつ画期的な技術集積による、リニアモータマシンを中核商品のひとつと位置づけて、
今年も他社とは一味違った工作機械ビジネスを展開していきます。
そのリニアモータマシンLXシリーズ(LX-0、LX-1)専用の組立と調整・検査の作業を行う
「恒温・恒湿リニアモータマシン・アセンブリルーム」が、いよいよ今年1月から稼動開始しました。
この組立室は、20℃±0.2℃の恒温と50%±5.0%の恒湿にコントロールできる(作業者10名の場合)もので、
無窓による天井吹き出し、壁面吸い込みによるプッシュプル方式の空調システムを採用し、
クリーン度はクラス100,000。
同室の面積は110u、照度は1,000ルクスを確保するなど、
リニアモータの超精密と超高速の特長を完璧に発揮できるように留意されているほか、
見学者には同室の見学コーナーから、作業の全貌が見渡せるよう、いろんな面に工夫をこらした、
正に特別室とも呼べる設備です。
すでに1月初めから稼動が開始され、徐々に生産組立台数を増加させ、最大同時組立台数6台
(LX-1、LX-0が各3台づつ)には今5〜6月、近い将来は月産8〜10台を目論んでいます。
超精密・超高速そして微細加工に、特長と機能を遺憾なく発揮する、マツウラのリニアモータマシンは、
近未来に最も注目される次世代の工作機械として今、大きく飛び出そうとしています。
リニアモータマシン・アセンブリルームの作業風景/同室見学コーナーから
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