沖縄県/石川弘さん ―― グローバル産業人材育成事業の第3期生
マツウラのグローバルビジネスを体験




   石川弘さん

 「大変まじめ、そして親切ですね――」と第一印象を話すのが、 沖縄県のグローバル産業人材育成事業制度の第3期生で、マツウラの実務研修を受けられた、沖縄県の石川弘さん(54才)。

 石川弘さんは、今年1月20日から2月10日までの3週間にわたって、マツウラの本社工場で研修を受けた、 社会人実務研修生で、マツウラが同制度で社会人研修生として、 受け入れたのは平成12年11〜12月の2ヵ月間の砂辺宏治さんについで2人目。
この制度は、財団法人・沖縄県産業振興公社が主管窓口となって運営。
沖縄県在住の県内企業の社員や学生を、グローバル水準の企業に派遣し、 実務研修を受けさせるという、ユニークな制度です。

 マツウラで、ビジネス研修された石川弘さんは、現在、 タイル工事施工業/株式会社沖縄施工取締役部長を務める、現役の第一線ビジネスマン。
グローバル企業における「社内体制と社内組織、並びに顧客管理を研修し、 現在のビジネスに活用する」目的で、応募された由です。

 研修期間中は、グローバルに展開しているマツウラのビジネスを、 実体験するために生産管理や生産現場での実習をはじめ、営業部門やサービス部門における顧客管理も体得。

 研修終了前日、石川弘さんは研修の感想を、次のように話されていました。

 「見知らぬ私にまで挨拶してくれ、最初は本当に驚きました。 社員の顧客への対応が、大変にまじめで親切で、改めて当たり前のことを当たり前にしていることに、 豊かな人間性を見つけました。 なかなか当たり前のことが、出来ないのですが…。 そしてマツウラで毎朝やっているグループ毎のミーティングなどは、自分の会社で充分、応用できると思います」。

 さらに、マツウラの今回の研修を契機として、沖縄施工において直ちに改善に取り組みたいと思ったことは、
「大変、恥ずかしいことですが作業中の咥えタバコをやめさせたい。 いくら仕事が出来ても、咥えタバコで仕事をするようでは、人間性を疑われる――。 マツウラでは、タバコを吸いながらの仕事や歩きは、全く見られなかった。 私達の現場は職人集団で、タバコぐらいの思いがありますが、マナーを第一に訴えていきたい。 これが出来てから、顧客第一の管理をすすめていきます」
と、話されていました。

 落ち着いて一歩づつ確かな行動をされた、南国・沖縄生まれの石川弘さん。
今後の活躍を大いに期待しています。


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