誰でも カンタンに すごい事
CAMソフト『Matsuura Virtual Gibbs』の紹介も16回目。
前号に続きVirtual Gibbsのバージョンアップ情報をお知らせします。
Virtual Gibbsのユーザーの方々には、お待ちかねの事と思いますが、
次バージョンの詳しい説明をお届けします。
前号と合わせてご参照ください。
次回からはVirtual Gibbsのユニークな特徴の説明をいたします。
高速マシニングセンタのマツウラが提案する、
アメリカ生まれの超高速・超高性能2.5&3次元ソリッドCAMシステム
GibbsCAM2002(Virtual Gibbs Ver6.0)新機能情報 後編
GibbsCAMは、今年春頃をめどに、GibbsCAM2002(Virtual Gibbsバージョン6.0)として、
数々の新機能を盛り込み、さらに使いやすくなって、リリース予定をしています。(図1)
その具体的な内容を、前号に引き続き説明します。
(図1)リニューアルされるGibbsCAM2002(Ver6.0)
1.Plug-ins(補助的な追加機能もしくはオプション機能)
リポーターがOffice XP対応――リポーター(工具、工程、部品一覧)がMicrosoft製OfficeXPに対応。
リポーターがMill/Turnをサポート――MillingとTurningが混在した情報をリポートする。
ツールパスの変換――作成されたツールパスに対し「ミラー」「スケール」機能が追加。
プランジ ラフィング――ダブルクリックによる親和性をサポート。
トロコイド切削――複数の工程の一括トロコイド変換が可能となる。
クリーンアップ――クリーンアップ対象に”形状(閉じた輪郭図形)”が追加された。
2.ポストプロセッサー
Generic Post――従来のPostプロセッサーのサブシステムとして”PostHASTE”が開発された。
このPostは客先での簡単なPost修正、変更が行える。
3.Lathe(旋盤)
フォームツール――Latheモジュールで工具の自由定義が可能となる。
ツール センター 輪郭加工――輪郭加工で、図形中心のツールパスが選択可能。
Solidからの素材――Solidから素材設定が可能となる(Solid機能必要)。
レンダリング(Lathe)
ツール ホルダー 表示――旋盤のツールホルダー表示が可能となり、干渉チェックが行える。
多角形素材――多角形(もしくは任意引き伸ばしバー材)の素材定義が追加。
セクション ビュー 追加――従来の全周表示加工、1/4カットレンダリングに追加で、
1/2カットレンダリング表示が可能となる。
4.Rotary Mill(円筒連続加工)
横形MCへの対応――設定追加により横形MCへの対応可能。
5.Solid Import
ポケット加工――Solid対象にポケット加工が追加された。(従来Solid Importオプションには、CAM機能はなかった。)
6.ワイヤー E D M
新たにワイヤー E D Mモジュールが追加された(オプション)。
2軸(上下同形状)、2.5軸(テーパー加工)はもちろんの事、4軸を使った上下異形状の加工も可能です。
操作はいたって簡単で、ソリッドシミュレーションこそありませんが、ワイヤーに必要な基本機能はそろっています。(図2)
(図2)ワイヤーEDM上下異形状加工
Plug-ins
補助的な追加機能もしくはオプション機能。
ポストプロセッサー
CAMのなかで作成された工具軌跡を、使用する加工機に合わせて、NCプログラムに変換するソフトもしくはその機能。
レンダリング
CAMで作成された工具軌跡を、コンピューター上で実際の動きとして表示する、シミュレーションの事。
『Matsuura Virtual Gibbs』について、詳しくは、マツウラ本社生産支援システム事業部、
または各営業所の生産支援システム担当者まで、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。
またインターネットホームページでもご覧になれます。
マツウラ本社生産支援システム事業部 | TEL 0776-56-8107(直通) | 寺岡、橋本 |
南関東営業所 | TEL 03-5703-7030 | 石津 |
北関東営業所 | TEL 0492-41-2200 | 大筆、大井田 |
名古屋営業所 | TEL 052-682-5157 | 坪井、橋本 |
大 阪営業所 | TEL 06-6338-0731 | 寺岡 |
E-mail sess@matsuura.co.jp
URL http://www.matsuura.co.jp/gibbs/
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