ピンチこそ、チャンス!
ピンチはチャンス――という言葉は、以前から使い古された言葉です。
では、あらためて一体、何がチャンスなのか、考えてみましょう。
それは危機感がないと、出来にくいことを断行することでしょう。
適材適所への人事異動や、抜擢人事などは、この際に行いたい。
バブル期の行け行けムードのときに、タガが緩んでしまった所を引き締めるチャンスでもある。
整理・整頓・報告…などがいい加減になっていないか。
ここで注意すべきは、悪いからといって暗くならないこと。
管理者や経営幹部は、この時こそ明るく、張りのある声で部下や得意先、取引先に対応しなければ――。
忙しい――とは、心が亡くなることを意味する、と言われています。
実践経営者の某氏は「金繰りが大変だというが、お金に頼りすぎてはいないか。
挨拶にお金はいりません。笑顔にも親切にもお金はいりません。
運がついてこないのは、お金のかからない心の仕事を、おろそかにしているからではないのか」と――。
不況時や、業績の悪い時には、開発(新しい製品やサービスを作り出す)ことと、
開拓(新しいマーケットを切り開く)ことの、2つをやること――。
お客に喜ばれることは無限にあるが、ケチって儲けることには限界がある――ようです。
このようなことを頭にして、不況を乗り越えるのが、ピンチはチャンスなのだ――そうです。
しかし、要は実行力ありきですよ、ね。
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