ユニークな実験で、科学の不思議を体験!
(8月26日:ソニーおもしろ科学実験室)
ユニークな実験を通して小中学生が科学的な現象の原理を学ぶ「ソニーおもしろ科学実験室」が、
8月26日に福井県工業技術センターで開催されました。
この実験室は社団法人発明協会福井県支部(松浦正則支部長)の主催、
ソニー教育振興財団(大賀典雄理事長)の協力により、地方で初めての企画。
小学5年から中学2年までの約60名が参加。
参加者は、直径8cmの円盤にフェライト磁石を取り付け、電磁石を近づけて回転させる仕組みの
「タイミングディスクモーター」作り――。
出来上がると、電磁石の位置によって回転の速度が変わることを体験し、
磁石の働きを自分の目で確かめました。
また、水の入ったペットボトルに小さなビニール容器を入れ、水圧で浮き沈みさせる実験や、
オリジナルTシャツ作りなどを体験。
ソニーの可愛い犬ロボット「AIBO」も特別参加するなど、子供達は目を輝かせながら、
科学おもちゃ作りなどを楽しんでいました。
当日「ソニーおもしろ科学実験室」に協力の、
ソニー財団からは福井市出身の副理事長・橋本綱夫氏(現ソニー相談役、元ソニー副会長)や、
渡辺亘之・専務理事が前日から来福され、教室開催の準備をされていました。
また特別講師となったソニー財団の研究主幹でソニーおもしろ科学実験室担当の田中義朗氏が先生となり、
面白おかしく実験を通じて科学に興味と好奇心と創造性を育てるべく指導されました。
さらに協賛の、福井市少年少女発明クラブと、松浦機械製作所は、アシスタントとなって支援講師などで協力しました。
ソニー財団の評議員でもある松浦正則社長は、橋本副理事長や渡辺専務理事と協議して
「今回の実験室は、子供の好奇心と創造性を育てる一助になったと思う。
今日の子供の目の輝きを見て、是非とも継続して福井県内の各地で開催できるよう考えていきたい」
と、話されていました。
田中先生の説明に真剣な眼差しを向ける子供達
優しく見守る、渡辺専務理事
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