- 今夏は極めつけの暑さでした。
連日の真夏日に連夜の熱帯夜で、苦しめられ続けました。
そして大型で強く、ゆっくりのろのろの台風11号で、実質的な今夏の暑さも終了しました。
猛暑特需も一部出たものの、大方は暑気で企業も社会生活も、家庭も狂いっぱなしでした。
- そんな狂いっぱなしが、禍した訳ではないでしょうに、経済はさっぱりですね。
17年ぶりの株価で驚かされたり、ゴールドマン・サックス・リサーチのレポートには、
日本の不良債権は237兆円もあるとフィナンシャル・タイムズが報道。
その、お陰かどうか。9月末の中間決算はどうなるのか――と、今から心配させられます。
熟慮断行という言葉も流行りましたが、本当に断行したいものです。
- 考えもしなかったこと、思いもよらなかったことが、突然「世界の警察」を自負しているアメリカで発生しました。
米国の中枢機能を狙った、同時多発テロは、政治・経済・軍事、そして社会を混乱させ「物情騒然」にしました。
それは米国から全世界に伝播され、大きなダメージとなりそうです。
何があっても不思議ではない今、対岸の火事ではすまされません。
- マツウラNEWS!2001年7月号送付の際、皆様方へアンケート用紙を同封しました。
早速、ご回答を賜り恐縮に存じます。
マツウラへの提案や苦情、企業や取り扱い商品等々含めて、いろんなご意見を頂戴いたしました。
本誌へのご意見も頂きました。
次号でアンケート回答について、取りまとめができるかと、思っています。
- こんなユーザー欄に、今号はドイツのお客様が登場しました。
ドイツの中小企業の物作り屋の考え方や行動も、やはり日本のオーナーと良く似ているようですね。
これからも、機会をみて海外のユーザーを掲載するつもりです。
- 最後に、お詫びを。
7月号「ユーザーを訪ねてNo.106」の「株式会社ユタカ」様の記事中、社長様のお名前を間違えました。
大変、申し訳ございません。正しくは「二神久三」(ふたかみひさみつ)様です。
あまりの暑さに先号は筆が鈍ってしまいました。
いよいよ、収穫の秋です。
では、また──。
渡辺清一(専務取締役)
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