- 今年の入梅は暦通り、福井は6月10日。
しかし梅雨にもかかわらず、酷暑という表現がぴったりの今日この頃。
昼夜を問わず、連日30℃を超すありさま。
かと思えば、3〜4時間で3ヵ月分の降雨量があった地域も。
何かが狂い出したのでは、と思うのは私だけでしょうか。
- マツウラNEWS!の取材を兼ね、松山と新潟は南魚沼郡へ行って来ました。
松山はコーヒーブレイクで紹介しましたので、南魚沼郡の寸評を。
上越新幹線浦佐駅に降り立った感想。
日本一の米ドコロ「南魚沼産コシヒカリ」だけかと思いきや、温泉ありスキー場あり、ワインも豊富。
そしてグローバルな若者を育成するための国際大学などが、緑深いリゾート地に根づいていました。
奥深さは、「さすが角栄さん」と感心しきり。
- 国の元気度を端的に表現する数字がGDP。
国内総生産(Gross Domestic Product)の略で、○%伸びる(予想)とか、
伸びた(実績)とか、国中が一喜一憂し、またさせられます。
GDP1%成長を、某エコノミストの説では、
「国民一人当り平均1日100円程度、前年に比べてゼイタクが出来ること」と大雑把に考えれば良い由です。
この説で考えると、±1%でも±0.5%でもそれほど、影響はないように思うのです。
私達の身の回りでは──。
- 昭和の歌姫、美空ひばりの13回忌が、6月24日の由で、メディアがいろいろ特集を組んでいました。
日本の心を唄い続けた歌姫のホームグランドの会社も、青い目の外人企業の傘下に。
グローバルの嵐が、ゼネコンや金融だけでなく、あらゆる企業や産業にまで押し寄せてきます。
FT、金融工学を駆使した彼らの戦略に、日本の心を唄い続けた、歌姫も草葉の陰で、
さぞかし驚いていることでしょう。
- 少しも景気は良くならないと古き良き時代を夢みることは、お互いにやめなければ、と最近つくづく思います。
だって今までとは、ステージ(舞台)が変わったのですから。
小泉首相が本気で実行しようとしている構造改革に、賛成した国民が何と80%ですよ。
私達も本気で、新しいステージに立って、ゼロから出直すことにしなければ。
- しばらく暑い日が続きますが、ご自愛のほど。
では、また ──。
渡辺清一(専務取締役)
前画面へ戻る