道後温泉駅で元気な伊予鉄道線の電車

元気な松山、いよてつさん!

 四国で元気な町、愛媛県は松山市を、慌ただしく訪ねました。
松山といえば夏目漱石や正岡子規の、文学作品でも知られていますが、 約3000年の歴史を持つ我が国最古の天下の名湯「道後温泉」も、これまた有名です。
「野球拳」も大正13年、松山の川柳家が即興に作った、健康的な伝統芸能に輝いています。

 こんな土地、松山ですが、鉄道の開業も驚くほど早く、小説「坊ちゃん」の夏目漱石が、 松山中学に英語教師で赴任された明治28年には、私鉄として盛業中の由でしたから、 進取の気質が偲ばれます。

 この鉄道が、今日の地元で元気な「いよてつ」さんです。
この伊予鉄道が、総合生活サービス産業をめざし、今一人、気をはいています。
政府のデフレ宣言2ヵ月前に、「サービス向上運動」と銘打って、 電車バスの全路線と運行時刻を乗客本位に見直しし、何と15%もの運賃値下げを発表、 即実施──。

 正面衝突を半年に2回も起す私鉄電車もある今日、この快挙に驚き、 大きな拍手を贈らずにはいられません。
さらに伊予鉄グループの「いよてつそごう」は、リニューアルによって閉鎖どころか、 地域密着度を高めていました。
もっと身近に、もっとやさしく、もっと便利に──を合言葉にした同社の頑張りは、 正に元気な松山の象徴的な姿でしょう。

 私達も、こんな松山の姿を手本にして、地道な努力をしたいものです。


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