モノづくり新世紀〜未来工場〜JIMTOF
IT時代が求める加工技術をマツウラが実現します。
しかも 速く、安く、しかも正確に――
第20回日本国際工作機械見本市(JIMTOF)は、10月28日から11月4日までの8日間、東京有明の東京ビッグサイトで開催されました。
9月に開催されたアメリカ・シカゴのlMTS2000が、10年もの長期間好況が持続の米国経済、
特にIT革命をバックにした展示会の余熱をうけた、見応えのある展示会との予想を、さらに上回る大きな成果があった展示会となりました。
またこの展示会は、バブル崩壊のあと方向が定まらぬ日本経済のモノ作り原点の業界動向を占うものであっただけに、
大きな問題をかかえながらの開催でありました。
もっとも、ここにきてITにかかわる小物精密部品の市場が大きく動きはじめ、
また新しい21世紀を間近に控えた地球環境への省資源や省エネルギーなど、地球への負荷を低減するための課題などにも、
注目される時の開催だっただけに、新しい潮流への参加と取り組みが目立った展示会でもありました。
マツウラは主力展示館の東館E308ブースに、新しいコンセプトで開発した、
「H.Max-500、V.Max-800、H.Plus-300のほか第30回機械工業デザイン賞受賞のLX-1、
第29回機械工業デザイン賞特別賞受賞のMAM72-35VSなどを出展。
lT時代が求める加工技術を、速く、安く、しかも正確に実現します−−をテーマに実削展示。
さらに、これらをトータルサポートするための便利で使い易いソフトウェアや周辺機器を、合わせて展示。
国内はもちろん、海外からの来場者のお客様も多く終日、大賑わいのマツウラブースでした。
マツウラブースは外国からのお客様で終日、大賑わい
外国からのお客様にも人気があり、関心が高かったマツウラブース見学は、ひときわ多く
「さすがマツウラさん。外国からのお客様が多いですね」と国内からの声も。
変種変量、日替わりメニューも連続生産!生産現場の強い味方
変種変量、日替わりメニューも連続生産、5軸制御加工を得意技としている、MAM72-35VS 5軸制御立形マシニングセンタは、
「21世紀の主流」として、すでに10年前に開発され市販されている、実力派。
マツウラの顧客先・平和産業様のサポートによる「MEBIUSの輪」「精密機械部品」の実削と、
加工された実物には「さすがマツウラの5軸制御はひと味違う」と、あらためて高い評価をえました。
5軸立形マシニングセンタは、MAM72−35VSのほかにNEWモデルのV.Max-800 5AXも初お目見え。
高加減速技術で加工コストを大幅に削減した新製品も、人気が集中していました。
21世紀の主流MAM72-35VSによる同時5軸加工パーツ「MEBIUSの輪」(左)と「精密機械部品」
話題のCAMコーナーも大人気!
超高速加工、高精度加工、高生産性をうたい文句のマツウラのマシニングセンタをサポートするのが、
マツウラが選んだCAD/CAMソフト。
このソフトコーナーも人気が高い注目されたブースでした。
スイス生まれのドイツ育ちオイクリッドV4CAMシステム。
そしてアメリカ生まれの日本育ちギプスCAMシステム。
2つのコーナーは、マシンメーカーが推奨し実践販売しているソフトだけに、華やかさはないものの地道な、高い評価をえました。
スイス生まれドイツ育ちのオイクリッドV4 CAMシステムとアメリカ生まれのギブスCAMシステム
F1クッズが一杯の特設コーナー
マツウラがオフィシャルサプライヤの、BMW WilliamsF1チームの特設コーナーも開設。
ウィリアムズF1社のマツウラマシンで加工されているパーツや、同チームのオフィシャルグッズが展示され、
F1の人気が倍加されました。
BMW WilliamsF1チームの特設コーナーも好評でした
来春採用予定者もブースを訪問
平成13年4月マツウラヘ入社予定の、大学院で最後の勉学に励んでいる3名の学生
(写真左から新谷有弘君/金沢工業大学、嘉藤伸一君/大阪府立大学、松山優華さん/名古屋工業大学)
の3名の諸君も、マツウラブースを基点にモノ作りの原点、工作機械を基本から勉強するためにJIMTOFをつぶさに見学。
「さすがに最新技術を駆使した本物は違う」と感嘆しきりでした。
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