- 今夏の暑さは、何と表現していいのか解らない猛暑でした。
気温30℃を超す真夏日が、梅雨明けの7月19日から7月25日の28.8℃を除いて、40日を超え、さらに降雨量も殆どなく、からから天気。
さすがのエアコンもダウンし「暑いですね、どうなったんでしょうか」が、今夏の挨拶。
景気の良し悪しから、暑気・天気の話しにすり替えられてしまいました。
不景気を忘れるほどの、暑気にまたまたウンザリです。
- 景気どうなるの、から暑さどうなるのに、大自然界が猛威を奮っている今年。
もう一つ不気味なのが、噴火と地震の自然界からのメッセージ。
北海道は有珠山噴火から、三宅島から伊豆諸島を中心とした噴火と群発地震。
これも止まらぬうち、福島県は会津磐梯山も警戒予報が出れば、紀伊半島の中心・奈良近辺でも震度4の地震と、日本列島を飛び火。
いよいよ、日本列島を仕切っている大ナマズが動き始めたのでしょうか。
平和ボケ日本国民よ、目覚めよと。
- 私達が毎日、便利に何の疑いもなく利用している電話・ファックス・インターネットやEメールは、全て傍受されている
──という、恐ろしいテレビ放送がありました。
「エシュロンの恐怖」と題した番組ですが、NASAによる全世界通信傍受システムというエシュロン(ECHELON)は、1989年の冷戦終了後、
国防には必要のないドイツを中心としたヨーロッパ、そして日本を敵として動き出した由。
国家対国家の諜報活動から、国家を超えた企業情報も包容した諜報戦が、まかり通っているとは。
- こんな国家の威信と実力をかけた、日本などを仮想敵とした情報戦争をテコとした、金融や産業、経済戦争。
目に見えない戦争で、敵に負けたのか日本の金融政策も大きく変化し始めています。
そんな中での、日銀のゼロ金利解除後も市場反応なし。
毎年8月旧盆に大きく動く日本の金融市場も、夏休み謳歌中。
何か気味が悪いですね。
- 暑い暑い夏も、時と共に秋に。
場合によっては、秋を通過していきなり真冬に、なるのかも──などと思うのは、私の思い過ごしでしょうか。
では、また ──。
渡辺清一(専務取締役)
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