- 猛暑だった今夏は、9月中旬の集中豪雨を境にして、朝晩めっきり冷え込み、真夏からいきなり晩秋になったようです。
季節の変わり目には「カゼ」をひいたり「腰」を痛めたり、私達の身体も変化に追随できなくなっています。
ビジネスも、また同じようです。
- 変化でも景気の変わり目における、産業や経済界では思いもよらぬ変化があらわれています。
この変わり目で今、世界中でもっとも注目されているのが「原油価格の高騰」と「コーロの激安」でしょうか。
特に「原油」については、本誌の今年3月号本欄で既報の通りですが、いよいよ表面化してきました。
しかし、わが日本は豊富な備蓄、省エネそして円高などが効を奏して「わが国は大丈夫」などと、タカをくくっているようですが、
はやく手を打たねば大変なことになるのでは、と思うのは私一人だけでしょうか。
価格が高めに張り付いている「希少金属類」からも、また目が離せません。
- STORONG Sales!と盛況裡に閉幕した、IMTS2000シカゴショー。
この余勢を駆って、10月28日から開催の20th.JIMTOF日本国際工作機械見本市。
10年連続好況に沸く米国で開催の工作機械展から、まさに肺炎と糖尿病を患って入院から、通院に軽くなった症状と思われる、
日本の工作機械展へ、そのまま移転できるのか、甚だ疑問ではあります。
が何とかシカゴの勢いと好運をいかして、成功させたいものです。
- 21世紀に入ること間近になり、カウントダウンが始まった2000年10月。
そして季節の変わり目、景気の変わり目、世紀の変わり目と、大きな変わり目が続く今。
今こそ確かな状況判断で、適切な手を素早く打つことの大切さを、今一度、再確認しなければ――。
- そんな大事な時の、東京ビッグサイトで開催のJIMTOF。
マツウラも満を持して出展いたします。
またマツウラNEWS!11月号も、このJIMTOF開催に合わせて、10月末の発行に繰り上げました。
では、また ──。
渡辺清一(専務取締役)
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