人生、みなこれ酒――
いよいよ西暦2000年を迎えました。
1900年代からの大台がわり、いわゆるミレニアムと騒々しい昨年から、明けて心もあらたに、ですね。
この騒々しい昨年から今年にかけて、Y2Kコンピュータの問題が年末に、ひときわ大きな騒ぎとなりました。
さらに郵貯の高利回りが満期をむかえ、IT産業を中心として思わぬ好況感に酔い、
日本の株価も世界から注目されて大きく動き出しています。
まさに、2000年こそ「日本経済は1%成長で、いよいよ離陸中!」という、初夢が正夢になりそうな予感がします。
正月の酔いを、こんな正夢にするために、気分良くしていただくために「お酒」の話しを集めてみました。
喜んでは酒を飲み、悲しんでは酒を──と私達の心をいやし、忘れさせる酒にまつわる「コーヒーブレイク流」酒の諺です。
- 社会船出廿才酒 しゃかいふなで、はたちざけ
- 一期一会融合酒 いちごいちえ、ふれあいざけ
- 相思相愛二人酒 そうしそうあい、ふたりざけ
- 最宜三三九度酒 もっともよろしい、さんさんくどざけ
- 新婚旅行宿屋酒 しんこんりょこう、やどやざけ
- 忽焉着帯出産酒 こつえんちゃくたい、しゅっさんざけ
- 夫婦喧嘩仲直酒 ふうふげんか、なかなおりざけ
- 苦節十年出世酒 くせつじゅうねん、しゅっせざけ
- 人生謳歌乾杯酒 じんせいおうか、かんぱいざけ
- 熟年円満炬燵酒 じゅくねんえんまん、こたつざけ
- 神事仏祭皆是酒 しんじぶつさい、みなこれさけ
人間は生涯、働き出してから終着駅まで、喜怒哀楽、考えてみれば皆、是さけ。
酒におぼれることなく人生エンジョイの楽しい仲間にしたいものです、ね。
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