No.140 O・TA・I・KO響 2006(平成18)年5月号掲載


 福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」第140回目は「O・TA・I・KO響」の話。

 旧織田町(現福井県越前町織田地区)では、350年の歴史を持つ太鼓芸能文化を復元するために、平成元年に当時西日本最大の大太鼓「神明」を製作。
この太鼓を核に、太鼓芸能文化を通じて交流の輪を広げる目的で毎年イベントが開催され、 今年も17回目を迎える「O・TA・I・KO響2006」が平成18年8月19日(土)に織田地区のオタイコ・ヒルズ野外ステージで開催されます。
「O・TA・I・KO」は織田の「OTA」と神明の大太鼓「OTAIKO」、そして「織田町へ行こう」がミックスされたものです。

 平成2年に大太鼓「神明」を中心としてイベント「O・TA・I・KO響90」を初めて開催。
人口5,400人の町に8,000人も集まり、大成功となりました。
平成3年8月の「O・TA・I・KO響91」では10人の地元メンバーで構成されたOTAIKO座「明神」がデビューを果し、地元に根付いたイベントとなりました。
また平成6年には旧織田町のまちづくり事業の一環として、太鼓練習館・野外ステージ・宿泊施設を備えた複合施設「オタイコ・ヒルズ」が完成し、 OTAIKO座神明の活動拠点、ならびにO・TA・I・KO響の新しいステージが整備されました。

 このイベントには福井県内の太鼓グループだけでなく、全国の有名な太鼓演奏グループが毎年参加され、10,000人以上の聴衆が来場します。
日本人の魂を揺さぶる大太鼓の響きを福井の地で体感ください。