No.110 越前カニ・相木魚問屋さん 2001(平成13)年1月号掲載


 福井は日本のドマン中!「日本のヘソ福井」第110回目は「越前カニ・相木魚問屋」さんの話しです。

 雪雷が北陸に冬の到来を告げる11月初旬、海の男たちは一斉に越前沖の漁場を目指します。
暖流と寒流がせめぎ合う越前沖は、プランクトンの宝庫。
荒波の下で、四季を通じて種類・量ともに豊富な魚介類が育まれます。
春夏秋冬、日本海の旬の味覚は絶品。
なかでも冬の荒波が育てる代表的な味覚といえば、越前産のずわいがにです。

 こんな素晴らしい味の芸術品の産地・敦賀は越前の玄関に位置した、古来から交通の要所。
相木魚問屋さんは、この滋養豊富で独特のコクと旨味が凝縮されているずわいがにを、 初めて全国の名だたる市場に出した魚問屋として、頑固なまでにその味にこだわってきました。
戦後間もない頃、日本一の食材が集まる東京築地市場に挑み、秀逸と絶賛された越前かに。
敦賀の有限会社相木魚問屋(敦賀市蓬莱町16−11)さんは、このかにを「趨前かに」と名付けました。

 この「越前かに」は、同社の商標登録(第2134545号)として、昭和61年に出願、平成元年4月に登録。
そして「越前かにの名付親」も同社の商標登録(第4110000号)で、平成7年に出願し平成10年2月に登録。
同社が扱う[越前産のずわいがに]だけに、商標登録として使えることになりました。
全国一のカニのブランドに育て上げられた有限会社相木魚問屋さんに敬意を表したいものです。