MECT2009(メカトロテックジャパン2009)に出品

▲来場された大西副市長

 次世代のFA技術を一堂に集めた平成21年度最大規模の工作機械・工具・機器関連の展示会「MECT2009(メカトロテックジャパン2009)」が平成21年10月14日〜17日の4日間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)において開催されました。
  今回のテーマは「次世代技術の扉を開く! 人とマシンのインターフェイス」をテーマに工作機械、塑性加工機、切削工具、測定機器、CAD/CAM/CAEなどの新製品から新要素技術まで、348社が1200小間に最新のテクノロジーを展示アピールしました。
  仕事帰りにも来場できる様に金曜日は午後8時までナイター開催されました。

 自動車産業の依存度が高い名古屋での開催であり、来場者が極端に減るのではないかとの懸念がありました。
  しかし、4日間で平成19年度開催の3,000人少ない約90,000人とまずまずの入場者数でした。金曜、土曜日は、両日とも3万人を越える入場者があり、盛況の内に終了しました。
  金曜日には名古屋近辺の企業から、作業服のままでの来場者が目立ち、勉強会の一環として来場されている様でした。
  また大西名古屋副市長がマツウラブースに寄られる一幕もありました。



最新加工技術で注目を集める

 マツウラのブースでは、5軸複合マシニングセンタ「CUBLEX-25」と金属光造形複合加工機「LUMEX Avance-25」、そしてCAMシステムとして「GibbsCAM」、「TruePath」、「PowerMILL」、「HyperMill」の4種類を出品しました。また加工サンプルとして5軸制御立形マシニングセンタ MAM72 シリーズで加工したサンプル、航空機部品「ランディングギア」と自動車エンジン部品「W16シリンダーブロック」などを展示しマツウラの最新加工技術を紹介しました。

 5軸複合マシニングセンタ「CUBLEX-25」では、クリーンエネルギー産業を考え、風力発電機ハウジングを旋削加工、マシニング加工で仕上げる加工を行いました。
 金属光造形複合加工機「LUMEX Avance-25」では、一般の加工では実現できない深溝・細リブ形状にスリット状の水管を配した入れ子型の製作を行いました。
 この形状は「LUMEX Avance-25」でしか出来ない金型です。加工を見られたお客様より、医療部品の金型など、製作に苦慮されている金型製作の相談があり、加工方法について議論する姿も見られました。


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