本号の書き終わり
- 日本工作機械工業会から平成22年2月度の受注状況が発表されました。
2月度の工作機械受注額は648億円で前月比17.6%増となり、前年同月比は約3.2倍となり、3ヶ月連続増加となりました。
内需は195億円で、前月比は23.8%、前年同月比は2.3倍。外需は453億円で前月比は15.1%増、前年同月比3.7倍の増加となりました。
東アジアでは韓国から自動車や一般機械で受注が増加し、前月比42.4%増となりました。
欧州は前月比14.7%増で、アジアに比べると顕著な回復を示すものではありません。
しかし、アメリカで一般機械、自動車の受注で前月比45.0%増と景気回復の動きが見えます。
- 2008年まで世界の工作機械生産高ランキングで日本は27年連続世界一を継続してきました。
しかし、2009年度は高い伸びを示した中国が首位となり、減少幅の少ないドイツが第2位、日本は残念ながら第3位となりました。
- 先日南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラ氏が大統領就任後、ラグビーを通じて憎悪と不安に満ちた国民の心を一つにした映画「インビクタス」を鑑賞しました。
「インビクタス」とはラテン語で「負けざる者たち」との意味です。
マンデラ大統領は、27年間自分を牢獄に繋いだ側の人々を許し、南アフリカで開催されたラグビーワールドカップで南アフリカチーム”スプリングボックス”のメンバーを激励し、不可能といわれた優勝を勝ち取りました。
国民の心が一つになり奇跡を起こした実話の映画です。日本は、未だ出口が見えない不況とういトンネルの中です。
人の思いが一つになれば不可能はない。この不況も心が折れなければ絶対乗越えられるとの希望が持てた映画でした。
管理本部ゼネラルマネージャー 上村 誠
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