第17回品質工学研究発表大会で、マツウラが社団法人富山県経営者協会品質工学賞を受賞


 第17 回品質工学研究発表大会が6 月29・30 日、東京・品川の“きゅりあん”(品川区総合区民会館)で開催されました。
 大会テーマは「技術者パワーを発揮させる品質工学」で、111 件の研究発表が行われました。
 マツウラでは、平成8 年から本格的に品質工学に取組み、今までに論文5 件、大会発表13 回、受賞2 回と着実に前進してきました。
 今回の発表会では、4テーマの発表を行い、品質工学を設計だけでなく、製造現場でも有効活用していることをアピールしました。松浦社長も品質工学会の正会員であり、今回の大会にも参加しています。社内の様々な分野での取組みが動き出し、本発表会を一つの通過点として、更なる技術開発・品質向上を目指します。



マツウラ発表
  1. シール剤の機能性評価 青木規泰(生産本部 第一組立て)
  2. CAEによるマシニングセンタ構造体の最適化設計 吉田光慶(技術本部 研究開発)
  3. 品質工学の加工工程内導入のその経緯 河野数一(生産本部 統合物流部ゼネラルマネージャー)
  4. 金属光造形における積層造形条件の評価方法の再検討 天谷浩一(取締役技術本部長)


 今回の発表会で、論文「機械加工セル生産における制御ソフトウェア評価の効率化」が社団法人富山県経営者協会品質工学賞を受賞しました。
 この賞は、日本の企業に貢献する優秀な論文に与えられる賞で、技術開発を通しての企業への貢献、または社会への貢献を重視する賞です。
 受賞者は、マツウラから技術本部の天谷浩一本部長、前田敏男シニアチーフ、そして東京電機大学の矢野宏教授です。矢野教授には、マツウラが品質工学導入時より様々な指導を頂いており、今回の受賞は矢野教授の指導と激励の賜物です。


前画面へ戻る