第11回メカトロテックジャパン2007に出品


 国内最大規模のFA専門展「メカトロテックジャパン2007」(名古屋国際見本市委員会主催)が 昨年10月17日(水)から20日(土)までの4日間、名古屋金城ふ頭のポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催されました。
今回で11回目を迎え、過去最大の377社・団体が1953小間に出展しました。
この展示会で「最新テクノロジーによる工程集約」をテーマに、マツウラのソリューションを提案いたしました。
国内で初めての展示となる新横形マシニングセンタ「H.Plus-300」と中部地区で初お披露目の5軸複合マシニングセンタ 「CUBLEX-25」、そして、更に進化を続ける金属光造形複合加工機「LUMEX Avance-25」の3機種を出品しました。
この他にマツウラが提案するCAD/CAMソフトウェア「GibbsCAM」、「PowerMill」、「TruePath」、「hyperMill」をブースで実演を行い、 マツウラの最新テクノロジーをアピールしました。


【 自動車、産業機械、航空機などの生産で中部地区は活況 】

 同展示会は、日本工作機械見本市(JIMTOF)に次ぐ規模です。
会期初日から15,000人の来場があり、毎日増え続け、最終日には32,000人、合計約94,000人の来場がありました。
今回の展示会では、航空機をテーマにしたコンセプトゾーン展示もあり、航空機部品用の新素材として注目される炭素繊維の紹介や部品や加工技術の実演があり、 航空機産業が中部エリアでは熱いことを実証していました。

 会場には、実際に機械を扱っている作業服姿の方々が、前回よりも更に多く来場されているとの実感でした。
工場の責任者から実作業する方々まで、生産革新を行なえる新技術はないかと真剣に質問をされる光景が度々ありました。

【 マツウラブースでは最新加工機に注目を集める 】

 モノづくり現場の生産効率向上に向けて、多機能化、複合化の傾向がさらに増加しています。
その中で、横形マシニングセンタ「H.Plus-300」は最大工作物寸法を表示する大型のアルミブロックがパレット上に設置されており、 小形機種ですがその加工エリアの大きさが良くわかる展示となっていました。
また高加減速早送り速度60m/min-1や工具交換装置(ATC)・パレット交換装置(APC)の高速化が生産性向上に効果を発揮するとの声も上がっていました。

 3つの機能(マシニング+旋盤+研削)を1台に集約した5軸複合マシニングセンタ「CUBLEX-25」は、 その画期的な加工技術が加工現場を大きく変える可能性を示しており、多数のお客様が真剣な眼差しで加工実演に見いっていました。

 金属光造形複合加工機「LUMEX Avance-25」は、第37回機械工業デザイン賞・日本商工会議所会頭賞を受賞しており、 その機械本体の斬新なデザインが人目を引いていました。
また、金属光造形複合加工機のサービスビューロを手掛ける株式会社OPM社もマツウラブースに詰め、 最新のサンプル、加工実績、そして今後の技術動向などを説明していました。

▲横形マシニングセンタ「H.Plus-300」 ▲5軸複合マシニングセンタ「CUBLEX-25」 ▲注目を集める金属光造形複合加工機「LUMEX Avance-25」



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