大賀典雄会長が工場視察
「今までで、一番感激した」と大賀会長



 ソニー相談役で、マツウラの取締役会長の大賀典雄氏が3月3日(金)に来社し、工場内を視察しました。
大賀会長は、平成15年には、マツウラ社員の前で講演をし、今回は3年ぶりの来社となりました。

 大賀会長とマツウラとの出会いは昭和43年にまで遡ります。
ソニーが開発した磁気技術を使った1μ単位の計測システム(マグネスケール技術)をマツウラの工作機械に使わせてほしいと交渉した時に、 当時取締役製造部長であった大賀会長が、その席に立ち会っていたことが始まりでした。
また技術提携に伴い、ソニーがマツウラの株を取得し、それ以後大賀会長とマツウラとの縁が続いています。
昭和60年に当社の取締役に就任、そして平成3年に取締役会長に就任し、現在に至っています。


松浦社長の説明を受ける大賀会長

 工場視察には、松浦社長、副社長、そして役員及び部門長が同行して、隅々まで見学しました。
加工工場では、最近設備されたシステム機械や工程の説明を受け、製造部長を労われる場面もありました。
組立て工場では、工作機械の組立て工程で高精度を実現するキサゲ作業の現場で立ち止まり、じっくり作業に見ていました。
最新機械を展示し、加工技術を検証しているテクニカルセンタでは、金属光造形複合加工機「LUMEX 25C」、5軸複合マシニングセンタ「CUBLEX-25」、 5軸立形リニアモータマシン「LX-0 5AX」の実演と説明が行なわれました。
「LUMEX 25C」の前では、デジカメなど最新の金型サンプルを大賀会長は見て 「すごいですね。これからの省人化へ対応する技術ですね。 この技術を使えば、ノウハウがなくても金型を造ることが出来る。今後期待できるな」との嬉しいコメントがありました。


加工工場にて

 大賀会長より、「長年マツウラに関わってきましたが、一番感激した訪問でした。 現場の社員方々から前向きな活気が感じられた。また開発を担当している人の説明も良かった。 とにかく会社全体の雰囲気が明るくて良かった」との評価を受けました。
最後には全部門長と握手され「これからも、頑張るように」との激励がありました。


大賀会長ご夫妻を囲んで


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