米国販売代理店メソッド社のデトロイトオフィス開設


メソッド社Bryon Deysher社長、松浦正則社長、メソッドミシガン支社Thomas Saura支社長


 米国メソッド社は、昭和50(1975)年からマツウラのマシニングセンタを米国内で販売しているマツウラ米国販売総代理店です。
メソッド社は、今回米国の自動車産業のメッカであるデトロイト近郊のWixomという町に3,344uの新オフィスを開設し、新たなビジネス展開を目指すことになりました。
そのオープニングセレモニーが10月5日、6日に行われ、300名以上のお客様が来場されました。
テープカットにはメソッド社からはBryon Deysher社長、Thomas Saura支社長、Kevin Davidsonマネージャ、Sergio Davidsonマネージャ、 そしてメーカーとしてDoosan USAのYoung Park社長、ファナック株式会社の豊田賢一常務取締役、中村留精密株式会社の木越清彦取締役、 そしてマツウラからは松浦正則社長が出席し、晴天の中、華やかに行われました。


新オフィスの全景

 デトロイトは自動車産業のメッカでフォード社やGM社の巨大工場が立ち並ぶ工業都市です。
それに伴い多くの下請け会社が存在しています。
しかし、安い人件費を求めてアメリカ南部やメキシコなどに生産工場を移し、その為に工場閉鎖に追い込まれている町でもあります。
移転している工場は組立てラインなど人手のかかるセクションで、あまりテクノロジーを必要としない分野です。

 最近、多くの米国企業が、海外生産で品質の悪さ、時間効率の悪化に気がつき米国に戻って来ています。
また精度や技術を要する工場はデトロイトに残り、燃料電池、ハイブリッドなどの環境対応車や次世代車の開発が進められ、 この町が技術革新の中心になることは間違いありません。
その為にも高速、高精度、5軸機などの高機能なマシンが必要となります。
メソッド社は、この新オフィスを拠点に、マツウラの高速、また5軸マシニングセンタなどを基本にロボットや搬送システムを融合した最新システムを自動車産業へ積極的にビジネス展開していきます。
米国自動車産業の技術開発にマツウラのマシニングセンタが寄与するものと大いに期待されます。


ショールームに展示されている「LX-0 5AX」と「MC-800 VDC」


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