コーヒーブレイク
社員教育「30S」
ホンダの販売店ホンダクリオ神奈川の相澤賢二社長著書「サービスの底力」を読みました。
この会社は車の販売会社なのに営業マンは訪問販売せず、ショールームへ来られるお客様のみを対象にされ、顧客満足度日本一に輝いています。
その中で社員教育として「30S」を徹底していますと述べられ、その30個のSが記述されています。
企業では5S運動(整理、整頓、清掃、清潔、躾)が展開されていますが、この会社は全ての社員がこの「30S」を暗記、実施しているとのことです。
幾つかの例が上げられ、当たり前を素直に実行する企業姿勢に感動しましたので紹介いたします。
- 「整理」無駄なものは捨てる。
- 「整頓」必要なものを必要な場所に置く。
- 「清掃」拭き掃き清める。
- 「清潔」衛生的であること。
- 「躾」礼儀正しいこと。
- 「作法」行儀のよいこと。
- 「清楚」飾り気が無く美しいこと。
- 「素直」注意や忠告を受け入れること。
- 「親切」困っている人を助けること。
- 「誠実」嘘やごまかしがないこと。
- 「信用」間違えのないこと。
- 「真剣」命がけで行う。
- 「正義」純粋な心、損得よりも善悪。
- 「辛抱」忍耐、向上心を持ち続けること。
- 「債権ゼロ」売掛禁止、出来心防止。
- 「スピード」すぐ実行すること。
- 「スマイル」常に笑顔を保つこと。
- 「サンクス」全てに感謝の気持ちを持つこと。
- 「サービス精神」心のこもった対応をすること。
- 「センス」磨けば光る。
- 「ショールームはリビング」お客様のリビングルームにすること。
- 「節約」無駄を省く、必要なお金は使う。
- 「率先垂範」上司がやって部下に見せること。
- 「切磋琢磨」競い合うこと。
- 「趣味の推薦」読書と貯金と親孝行。
- 「心配が仕事」幹部の仕事は心配をすること。
- 「先輩がマニュアル」先輩は全員がマニュアル。
- 「失敗は会社の財産」失敗の公表。
- 「創意工夫」独創的な考え、新工夫。
- 「先生はお客様」お客様は月謝をくださる先生。
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