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「いい会社、いい企業」とは
- 経営者にとって何が大事なのか、それは腹をくくることです。
腹をくくって企業のあるべき姿をメッセージすることです。
社員が会社に愛情を持てなくしてしまったのは、やはり経営者・トップの責任です。
量的拡大や利益という目標だけ与えて、企業のあるべき姿を説明していないからです。
「誠」という哲学がないようでは、それこそリーダー失格ですよ。
- この頃は、政治家も経済界も世の中すべてのリーダーは、右手にも左手にもソロバンを持っているから、世の中が狂ってくるのです。
特に経済界には「片手に論語、片手にソロバン」という渋沢栄一さんの立派な言葉があるのですから、
原点に戻って、「いい会社・いい企業」とは何かを本当に考えるべきですね。
城山三郎氏:作家
人生はピンピンコロリ(PPK)で!
- 健康ということは結局「人間の生き方の問題」ではないかと思うようになった。
昨年秋、佐久市の街のお寺の参道に、長寿地蔵尊「ぴんころ地蔵」を建立しました。
ピンピンコロリにちなんで名付けた新顔です。
昨年10月の開眼法要いらい、珍しさや「ピンピンと健康で長生きして、最期はコロリと逝こう」という
「ピンコロ」に誘われ参拝者が増えました。
2年参りには長蛇の列でした。
長寿者がおまいりして、住職の話を聴き、悩みを聴いてもらうだけで「すっきりした顔で帰る方が多い」のも、
高齢者は話し相手もなく孤独だからです。
私たちは、その悩みやさびしさを解消するための、工夫と努力をしているのです。
三浦大助氏:佐久市長
「時間軸」の大きな違い
- アラブ・イスラム文化圏の人々と、我々日本人とでは、時間軸が全く違います。
例えば「怨念」日本人は2−3年で忘れることも出来ます。
しかし彼らは、10年いや100年、場合によっては1000年もかかることも、考えておかねばならない。
今、彼らを1人殺せば、10〜100人もの人々が、10〜100〜1000年にわたって殺すことにつながるということが基本であることに注意してほしい。
だから力で押え込むという解決は、全く出来ないことに気づかねばならない。
福岡政行氏:政治学者・白鴎大学教授
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