◆◇ ハードからハートへ ◇◆


ハードからハートへ

 最近の中学生、高校生いや企業人などのマナーの欠如や、無責任で自己本位な事件や事故の増加などは、目に余るものがあります。
もっとも、人生50年時代の20才と、人生80年時代の20才とでは、幼いといわれれば至極、当り前といわれれば、それも一理といえましょう。

 しかし、これを放っておくことでなく、克服するのが人間社会でしょうし、また対応しなければ社会はパンクしてしまうことは、論を待ちません。

 この対処法のひとつに、身だしなみの大切さを、体で覚え実行することを、考えてみたいですね。

折目正しい制服や作業衣に身をつつみ、自ら正しく律する精神を高め、真摯な行動をとらせる。
気がついた時には、その場で注意し直させる。
そんな小さな積み重ねによって、形が整えれば、心は自ずから正しくなると―。

 こんな動機づけも、物の社会から心の社会への転換が叫ばれている今、大事なことでしょう。

これも自分達を取りまく、家庭という単位や会社という、小さな単位から実行することで、より効果が高まろうと思います。

正にハードからハートの時代展開になる―。いかがなものでしょうか。


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