- 新年おめでとうございます。
混迷続きだった2002年から、新しい2003年を迎えた今、今年こそ良い年であってほしいと、祈る気持ちで一杯です。
- 今冬は昨年より1ヶ月はやく、あられやみぞれ、雪が福井や北陸地方だけでなく、日本列島をおそいました。
大地を響き渡らせる冬独特の雷も鳴りやまず、自然も大変化しています。
そんな時に開催された21回目のJIMTOF 2002は、費用と効果の関係から見直し論も出るなど、
いよいよ難しい時代、21世紀をむかえました。
- 今は政治を抜きにして経済は語れないし、経済もまた政治を抜きにして図れない。
それも一国だけでなく、海外をも含めて視野に入れねば―と、いわれています。
21世紀は正にグローバル時代ですね。
政治・経済のみならず外交・軍事・宗教・文化など全ゆることに、多面的に考え行動せねばミス判断をしてしまうでしょう。
例えば商品市況をみれば、中東情勢が落ちつくまでは、世界の時流からみて大きな動きがありそうです。
金や白金、大豆、砂糖、コーヒーそして当然ながら原油も、長期的なトレンド転換を、見誤ったり見過ごしてはなりません。
- リーダーの研究で、講師が力説していました「ITは情報のツールであって、ITだけにたよることなく今まで以上に現場主義を徹底しなければならない。
情報化が進んでも、人と人とのコミュニケーションは電子化できない。
ITの情報は知識のみで、知恵は生きない。
血の通ったマネジメントは、現場の人と人にある」と。
心と心の通った時にこそ、計算のできない大きな力が動き生まれる。
これをリーダーが見過ごしては、失格とも―。
- レーザ加工とマシニング加工を融合した金属加工技術開発による、
金属光造形複合加工機をJIMTOF2002に参考出展したマツウラのパワーも、
マツウラの血の通った、マネジメントの証しのひとつです。
この夢あるパワーを基本に、今年もマツウラは地道で血の通った活動を展開します。
どうぞ、今年もよろしく、お願いいたします。
では、また──。
渡辺清一(専務取締役)
前画面へ戻る