マツウラ本社工場を、地域住民の方々が縦覧――
こんなにきれいな工場環境だとは!




 マツウラは、本社工場を中核として環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の 環境管理活動に取り組み始めてから、早4年が経過しました。
このISO14001の国際規格を認証取得した、平成10年2月から 「我が社は、環境保全への取り組みを最重要課題の一つと認識し、 環境に調和する生産活動を通じて環境負荷を低減し、豊かな地球環境実現に貢献する」ことを環境理念としてきました。

 今回さらなる豊かな地球環境実現に向けて、環境活動を推進するにあたり、 地域住民の方々にマツウラ本社工場の企業と生産活動を、つぶさに見学し理解して頂くために、 今年4月16日に開催した「地域住民の方々との懇談会」は、4回目と回を重ねてきました。

 マツウラの本社工場は地域が、行政境界の狭間にあります。
隣接地域は、福井市漆原町と森田新保町の2区、そして坂井郡丸岡町地区では、 上安田、下安田、南横地、磯部新保の4区、合わせて福井市・丸岡町で6区に跨っているものです。

 同日は隣接地区6区の地区代表の7名の方々が、各々4回目の懇談会に出席。
マツウラ側から会社代表で渡辺清一専務と、地元地区に懇意のある柴田正男監査役、 そして実務担当者としてのEMS責任者、矢尾昭男品質保証部長、総務地区環境管理責任者の橋本広善総務部長が出席し開催されました。

 当日は会社を代表して渡辺専務が「マツウラの生産活動が円滑に運営されているのも、地元住民の協力があってこそ。 日頃の協力に感謝したい」旨、挨拶。
そのあと、会社の概要と最近の状況について、詳細に説明したあと、生産現場を中心とした企業全体の見学。
昼食をはさんで、数多くの意見や感想を本音で語り合いました。

 特に6地区代表7人中、マツウラを見学するのが初めてなのは、5人。
出席された方々からは
「工場内の整理・整頓・清掃が行き届き理念が活かされていた」
「地域に配慮した環境取り組みに感心した。今後も継続して活動を願えれば我々も応援する」
「地域とマツウラとが、幅広く交流を深める橋渡しを、お互いに進めたい」
など、建設的で前向きな意見が出されました。

 マツウラは、「ISO14001を契機とするだけでなく、地域住民の方々と、オープンな本音の交流によって、 今後とも企業活動に邁進したい」と結び、懇談会は成功裡に閉会しました。


「素晴らしいものができるんですネ」と感心される皆さん


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