2002年のマツウラは――
高速・高精度加工に柔軟性をプラス

- マツウラのソリューションで自動車業界に照準 -


 マツウラの高生産性と高精度加工を武器とした工作機械を基本に、 柔軟性をかねそなえたソリューション・エンジニアリングによるビジネスで今、 自動車関連業界に的を絞り込んだ営業活動が数多く実を結び、高い評価をあげています。

 物作り産業の空洞化が叫ばれ、日本から製造業が減少衰退しているなか、 物作りでいま光輝いている自動車ならびに同関連業界。
この業界のコストパフォーマンスと生産性は「物作り業界の中」で、瞠目すべきものがあります。

 しかし今日は、まさに変革の時代。
「つねに変化する」というキーワードは、変化に対応する時間への価値観が、 世界の市場で問われており、さらに量から質への、すばやい変化も「同業界の能力を問われる力」そのものと考えられます。

 これらに対応するには、同業界の今以上の革新的な、材料と時間、 そして加工方法を全て解決しなければならないというコンセプトです。
このコンセプトは、従来のような固定化されたトランスファマシンなどの設備では、とても解決は出来ません。

 このニーズにマツウラは、固定化されたトランスファマシンでは不可能な、 フレキシビリティな新しいシステムを構築して、自動車業界ならびに関連業界に提供し、大いに注目されています。
このシステムは、マツウラの長時間稼動でも精度劣化がない、 徹底した機械づくりに実績と豊富な経験を積んだ、標準型の汎用性高いマシニングセンタをシステムの核とした複数台のMCと、 その他周辺の関連機器で構築。
マツウラの高い汎用性MCを、うまくフレキシビリティにつないで応用したのが、ソリューションシステムです。

 特に自動車ならびに同関連業界では、省エネと環境への対応が要求されており、 それらのビジネスが飛躍的に増加しています。
もっとも、それらのビジネスも数量、品質、品種とも大きく変化することは、いうまでもありません。
この変化に合わせて、加工物の内容や数量、品種の変更や新しい技術・設計への変化にも、 自由に対応でき、かつファクトリーエクスプローラーなどによる遠隔操作や、 24時間稼動への対応までソフトウェアなどによって可能にしています。

 このマツウラのソリューションシステムは、これまでの専用機にはない、 柔軟性をもった高速加工によるシステムとして、すでに国内外で多くの実績をあげ、 高い評価をいただいています。
2002年に求められるフレキシブルな加工技術は、 マツウラのソリューション・エンジニアリングシステムで、飛躍的に速く安く、 そして正確に実現が可能になりました。

 従来の生産方式では、日本の物作りは空洞化します。
そのソリューションの、ひとつの方法としてマツウラが提案するシステム。
どうぞ、ご注目ご期待ください。

現場ニーズにフレキシブルに対応するマツウラ独自の新システム



写真は省エネと環境対応パーツの高速・高精度加工にフレキシブルに対応するシステム


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