- 大変だった21世紀の初めての年、2001年もやっと越年し、新しい年2002年を迎えることができました。
すがすがしい年を迎え、明けましておめでとうございます。
マツウラNEWS!で、新年のご挨拶。今年で20回目になります。
- 世の中、思いもしなかったことが起こるものです。
2001年の今頃は、今年こそ景気も回復するのではと期待していました。
しかし、米国の景気はバブル崩壊と同時に、夢破れました。
ITを代表ビジネスともてはやされた米国のニューエコノミーも、メッキが剥げ落ちてしまいました。
そして特筆すべきは9月11日で、米国が世界を支配してきた市場主義も転換するのでは、
と思うほどの不確実な時代に突入して今日に至っています。
一方、日本で明るい話題、ロイヤルベビー誕生も。
- いよいよ歴史が変わろうとしています。
世界の価値観も、また大きく変わろうとしています。
そんな中で私達は、何を目的に前進したら良いのか。
じっくり考えるのが今。
地に足のついた行動が一番大事であることを、実感しています。
自己責任の時代を踏まえて、自己中心にはならず智恵を出し切って――。
- 昨年の秋から冬にかけて、おだやかな日差しで9月下旬のような陽気が一週間も続きました。
気象関係の方々に伺えば「小春日和」という現象だったそうです。
しかし、こんな小春日和も一夜明ければ、木枯らし――。
景気もIT、ITと草木もなびいた一昨年から、年明けてITバブル崩壊となった昨年。
今年はさて、どんな年になりますやら。
でも、変化とスピードは、ますます大きく早くなることは間違いありませんし、
米国同時中枢多発テロ以降、価値観は大きく変化したことも、また事実です。
これに乗り遅れないように元気を出して、頑張りたいものです。
- 最後に訂正と、お詫びを――。
本誌2001年11月号、4ページの株式会社京二社長の氏名が誤っていました。
正しくは井口勝督社長でした。大変申し訳ございません。
これにこりませず、今年もマツウラNEWS!、マツウラ製品、マツウラグループ共々、
よろしくお引き立て下さいますよう、お願い致します。
では、また──。
渡辺清一(専務取締役)
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